“クラフト系”グルメブームの今。クラフトと名がつくものを片っ端から試している筆者が今回ご紹介するのは『KALDI』のクラフトシチリアンブラッドオレンジサワー。夏の一杯に最適の爽やかサワーです。
『KALDI』クラフトシチリアンブラッドオレンジサワー
“行けばなんかある”でお馴染み、グルメ御用達の食材店『KALDI』。ワインや海外産ビールなどのアルコール商品も充実しているので、晩酌のネタに困ったときは『KALDI』に行けば解決できるといっても過言ではないほど。
そんな、お酒飲みの強い味方である『KALDI』では、オリジナル商品のサワーも販売されています。
今回ご紹介するのは、シチリア島産のブラッドオレンジを使用した「シチリアンブラッドオレンジサワー」。以前ご紹介した「シチリアンレモンサワー」の姉妹品です。
ほろ苦オトナ系サワー
シチリアンブラッドオレンジサワーのアルコール度数は5%、ウォッカをベースとしたサワーです。
使用してあるのは、シチリア産有機ブラッドオレンジ果汁。ブラッドオレンジは主にイタリアやスペインで栽培されている品種で、11世紀にアラブ地方からもたらされたものだとか。このサワーに使用してあるシチリア産は、特に品質が良いことでも有名です。
ブラッドオレンジはジュースの場合でも一般的なオレンジジュースよりも味が濃く、甘すぎないところが魅力ですよね。
このサワーもオレンジの風味が濃厚で、後味にピリッと残るオレンジのピール感が◎。甘いだけではない、大人向けのホロ苦系テイストです。
ブラッドオレンジといえば、そのネーミングの通りブラッド=血のような赤い色の果肉が特徴。果肉が赤くなるのは、アントシアニンという色素によるもので、アントシアニンは抗酸化物質として知られているポリフェノールの一種です。味はもちろん、美容効果の面でも魅力的なフルーツといえそう。
フルーツをプラスしてサングリア風にアレンジ
美味しいサワーをより美味しく飲んでしまおうという食いしん坊根性を発動させ、今回はサワーをアレンジしてみることに。
サングリア風に、フルーツをプラスしてみました。
まずグラスに氷をたっぷり入れて、8分の1にカットしたレモンを絞り入れます。サワーは漬け込むことができないので、あらかじめ絞ってフルーツの果汁が馴染みやすくするためです。そこに冷凍ブルーベリーとパイナップルをイン。冷凍フルーツを入れることで、冷え冷え感もキープしやすくなります。
仕上げにグレープフルーツを入れれば完成。ブラッドオレンジとグレープフルーツはホロ苦さが似ているので、テイストにもすぐ馴染みます。
元々のサワーが甘さ控えめなので、フルーツとの相性は抜群。クラフトサワーをさらに“クラフト”して、特別な一杯となりました。