独自のテイストを追及している「クラフトビール」。リカーショップのみならず、スーパーやコンビニのビール売り場でもよく見かけるようになりましたよね。
しかし、まだまだ認知度は低め。今までのビールに慣れている人にとっては、最初の一本を手に取るハードルは高いかもしれません。
この記事では、自宅の冷蔵庫にクラフトビールを常備し、クラフトビールの生が飲める店を夫婦で経営する、生粋の"クラフトビールラバー"な筆者が「クラフトビールとは何か」を解説いたします。
クラフトビールとは|大量生産されていない工芸品系ビール
「小規模の醸造所で作られている」「大量生産ではない」……クラフトビールの定義には諸説ありますが、飲み手が実感する一番の違いは「こだわりの強さ」です。
クラフトビールの「クラフト」とは「工芸品」という意味。まさに職人が工芸品を作るように、こだわりを持って作られているのが「クラフトビール」なのです。
テイストだけじゃない。ひと味もふた味も違うクラフトビール
テイストはもちろん、パッケージデザイン、醸造方法など、メーカーごとの個性は様々。さらに細かくいえば、香りや色、泡立ちに至るまで、これまで飲んでいたビールとは文字通り「ひと味もふた味も違う」。それがクラフトビールの特徴であり、魅力なのです。
呑む、選ぶ、出会う、挑戦する…クラフトビールはワクワクの缶詰
"飲む楽しみ"は当然のことながら、たくさんの種類のなかから"選ぶ楽しみ"、新商品に"出会う楽しみ"、そして未知の味に"挑戦する楽しみ"。ときには合わないものに当たってしまうかもしれませんが、それもまた"失敗する楽しみ"でもあります。
「惰性で缶を開けていた日々がもったいない!」と感じるほど、クラフトビールのある暮らしにはワクワクが詰まっているのです。
たかがビール、されどビール。クラフトビールの美味しさは、大袈裟でなくお酒の飲み方を変えてくれます。
大手メーカーも「クラフトビール市場」に参入しつつある今。クラフトビールを飲んで、アルコールライフをさらに充実させましょう!