忙しい現代人、毎日元気に頑張るためには、ただ休むだけでなく効率的に休養できる環境を作りたい! “攻めの休養”というワードにもスポットが当たる今、注目を集めているのがリカバリーウェアの存在です。
今回は、リカバリーウェアの先駆者である株式会社ベネクスから販売されている「リカバリークロス +(プラス)」を実際に使用してみてのレポートをお届けします。
世界で初めてリカバリーウェアを開発したVENEX

「リカバリークロス+(プラス)」を販売している株式会社ベネクスは、世界で初めてリカバリーウェアを開発したことで知られているメーカー。
床ずれ防止のための介護マットを発端に、ナノ化した鉱物を糸に織り込んだ繊維PHT(DPV576)を開発。そのPHTを使ってウェアを作ったところ、トレーニングジムのトレーナーさんの間で「疲労回復に良い!」と大評判に。
そこからアスリート向けの製品を開発し、販売から15年経った今では高齢者や主婦など、一般の人々も含めた多くのユーザーに高い支持を受けています。
気軽に使えるクロスタイプ
今回、筆者が使用した「リカバリークロス+(プラス)」は、ウェアと違って羽織るだけでOK。着替えを必要としないので、仕事中や移動中、スポーツの後など、使いたいときにすぐ使えるところが最大のポイントです。
価格もウェアに比べて抑え目なので「リカバリーウェアに興味はあるけれど、本格的なウェアを買う前になにか試してみたい」という人にもぴったり。
形はブランケットのような長方形ですが、ボタンがついているのでポンチョのように使うこともできるアイテムです。


血行促進 安眠のお供に
筋金入りの肩コリ体質の筆者。
ストレッチもしてはいるのですが、回復してはまた凝るというエンドレス肩コリ・ループにはまっており…特に冬は寒さもあって、肩周りはずっしりと重いのが常です。
リカバリークロス+には血行促進作用があるとのこと。まさに肩ゴリゴリ血行不良状態の筆者の方にはぴったりといえます。
就寝中に使うのもOKとのことなので、寒さ対策も兼ねてパジャマの上から羽織って寝てみました。
モコモコ・フフワフワ系の就寝ケープはかえって肩が凝ることも多いのですが「リカバリークロス+」のように薄くて軽い生地であれば、負担も感じません。しっとり生地が心地よく体を包んでくれる感覚。寒いので頭もフードを被るような状態で寝てみました。
──そして翌朝。「あれ? なんとなく朝がすっきりしているような…」
さすがに1日だけでは判断できないので、そこから1週間連続で試してみたところ、やっぱり違う!
“体が求める”というと語弊があるかもしれませんが、段々と寝るとき=クロスを身に着けるというルーティンが体の習慣になっている感じです。
「眠気を感じる人もいるので運転中は使用しない」と但し書きがあるのも、なんだか納得。現に筆者、仕事中はなるべく身に着けないようにしているくらいです。(眠気に勝てない…)
今回使用してみたクロスのほかに、ネックカバーも販売されているのでよりコンパクトな使用感を求めている方にはそちらもおすすめです。
運動後のリカバリーに
リカバリーウェアといえば運動後ということで、週6でサッカーをしている筆者の息子にも試してもらいました。
週末は丸一日試合というのも少なくない息子。
小学生の試合とはいえ、高学年ともなれば運動量も相当なものです。1試合目2試合目は元気いっぱいに走っていも、4試合目5試合目となれば当然疲れも目立ってきます。
応援する親として、勝ち負け以上に気になるのが疲れていると怪我をしやすくなるところ。注意力も散漫になるので、元気なときには問題ないようなプレーでも怪我に繋がることが少なくありません。
「プレーとプレーの間、いかに回復するか」スポーツをする人には切っても切れないこの課題は、子どもといえど同じです。
昼食時など、短い時間で効率的に休ませられたらな…と常々思っていたので、試合の合間にクロスを被ってみてもらいました。

クロスであればユニフォームの上から被るだけでOK。その手軽さが小学生男児のケアとしてもハードルが低くてありがたいところです。
残念ながら繊細な感想を言えるタイプの息子ではないのですが、嫌がらず身に着けていたところをみると気に入っていたのかも。
翌週は長距離走の大会後に試合というハードなスケジュールをこなしたのですが、走った後に自らクロスを被っていました。
また、春になれば陸上部をやっている高校生の息子もシーズンイン。
こちらも予選、決勝と1日でレースをこなしていかなければならないので、クロスに加えてロングアームカバーやレッグコンフォートを試してみたいなと思っています。
リカバリーアイテム入門に!
リカバリーウェアの評判は聞くけれど、ウェアを購入するかどうかは迷ってしまう、という人にこそ「リカバリークロス+」はおすすめ。実際に使ってみれば、ウェアにも俄然興味が出てくるはずです。
クロスなどのアクセサリータイプはもちろん、ウェアにもさまざまな種類があるので是非公式ホームページやオンラインストアをチェックしてみてくださいね。