筆者・佐古道美珠の使用ツールカメラは『Canon EOS80D(ボディ) 18-135mm(レンズ)』です。
しかし、今回ご紹介する趣味に関しては、カメラの性能に関係なく、スマホであっても“カメラ”と“愛”があればお楽しみにいただける内容となっております!
キリンさんが好きです、でも、ゾウさんの方がもっと好きです。
このCMを覚えている方、同世代です。
リアルな動物でも一番好きなのはキリンですが、筆者は……海辺に立つキリンさんの方がもっと好きです。
キリンさんに魅せられて早20数年。衰えることのない恋心
ここでいうキリンさんとは、正式名称『ガントリークレーン』というクレーン。港でコンテナ貨物を、陸から船を積み込んだり、逆に船から陸へ降ろしたりするときに使う重機です。
観覧車よりも前から魅力されています。まさに初恋。
なぜこんなにも好きなのか?好きな理由3
- 観覧車にも言えますが、自然の中の無機物が好きです。自然と融合しない孤高の存在に心惹かれます。
- 大きさが好き。種類によりますが50-90M程あります。
遠目でも目立ち、目の前で見ると、ただただ圧倒され、頭の中がキリンさんでいっぱいになります。 - 規則正しく配列され、崩れることのない鉄骨の数々。
赤白の鉄骨は夜でも目立つための配色ではありますが、筆者は赤白の”目出度さ”から”愛でたさ”が溢れます。
目の前にキリンさんがいる……興奮を抑えきれない!
キリンさんに会いに行った日。
目の前のキリンさんを見て、思わず走り出しました。
道は一本道。気持ちは抑えきれません。腿の筋を痛めましたが、そんなものに構っていられません。
もっと近くへ! もっと早くそばへ!
青信号が点滅している横断歩道を駆け足で走り抜け、横目で見ると、キリンさんは堂々とした立ち姿を見せてくれました。
たどり着いたのは『青海南ふ頭公園』。
公園の横にあるのが【青海コンテナ埠頭】、対岸は【大井コンテナ埠頭】。震える手でカメラのシャッターを夢中で切ります。明るいうちにこんなに近くで見たのは初めてです。
手前のキリンさんはもちろんですが、奥に何台も……ぎえええ近い! むり! すき! 近い。そしてとにかく、大きい。好きすぎる。
公園といっても遊具があるわけではありません。
海との境界に柵があるのみですが、その柵ギリギリまで近づくとキリンさんとの距離は30Mほどしか離れていません。推しを最前列で見る贅沢。ときめきが止まりません。
時間帯・天気によって最高の写真に
この写真を撮影したのは2024年2月24日。朝から夕方まで晴天でした。
時刻は16:00〜16:30。対岸の西側は日が暮れかけ、空がオレンジに染まっています。
東側は暮れゆく空の最後の青空で、まったく違う雰囲気で撮影ができました。
撮影時はちょうどキリンさんが稼働中。何人か撮影のお仲間がいました。船が目的の方、キリンさんが目的の方、様々かと思いますが、各々撮影を楽しんでおられました。
青海南ふ頭公園は絶好の撮影ポイント
ゆりかもめに乗り、テレコムセンター駅で降りるとホームから無数のキリンさんが!
改札を抜け、地上に降ります。地上へはエレベーターもエスカレーターもあります。お年寄りからベビーカーまで対応可! ホスピタリティ!
駅からも徒歩5分ほど(走れば3分です)。
これから暖かくなるので、海を楽しみつつ、キリンさんの大きさに心ときめかせてみてください。