“安くて美味しくてラク”を基準に、究極のおつまみをリサーチし続けている筆者。
今回ご紹介するのは『いなば食品』の「とり・たまご大根」。蓋を開けるだけで即食べられる! ほっとする家庭的な味わいの、お手軽缶詰おつまみです。
『いなば食品』とり・たまご食品
なにかおつまみが食べたい、けれどスナック菓子や乾きものでは物足りない……そんなとき頼れる強い味方といえば、缶詰ですよね。“缶つま=缶詰のおつまみ”というワードも一時期ブームになりましたが、ここ十数年の缶詰の進化には目を見張るものがあります。
さば缶やツナ缶といった素材缶だけでなく、調理缶のバリエーションも様々。和食系だけでなく洋食やエスニック系など、缶詰だけでフルコースが作れるのでは? というほどです。
進化していく缶詰界の先駆け的存在といえば『いなば食品』ですよね。なかでも缶詰のタイカレーは革命的で『いなば食品』が脚光を浴びるきっかけになった商品。缶詰とは思えないクオリティで、かくいう筆者も保存食のひとつとして長年お世話になっています。
今回ご紹介するのは、そんな缶詰界のトップランナー『いなば食品』の「とり・たまご大根」です。
3種の具材が充実
缶詰の内容は、商品名の通り「鶏肉」と「うずら」そして「大根」、3種類の具材が入った煮物です。
まずは「鶏肉」から。
原材料には明記してありませんが、食感からするともも肉のようです。かなり柔らかく煮込んであって、口に入れるとほろほろっと崩れてしまうほど。鶏肉自体にしっかり味が染み込んでいて、これだけでも良いおつまみになりそうです。
「大根」も柔らかいけれど煮崩れはしておらず、ツヤツヤの仕上がり。小さめにカットしてあるので、おかずとして食べるよりもおつまみ向き。
そして「うずら卵」が良いアクセントに。大根と鶏肉だけでも十分ですが、うずら卵があることでグッと満足度が高まります。
甘めの味付けにほっこり
とろみのあるだし汁も含め、全体的に味付けは甘め。お酒に合わせる場合は、一味を振ったり辛子を添えたり。味のアクセントがあるといいかもしれません。ほうれん草や小松菜といった、野菜を添えてヘルシー度をアップするのもおすすめです。
どちらかというとごはんのおかず寄りの味付けなので、お酒の〆としてお米と一緒に食べるのも◎。なんとなく懐かしさも感じる味付けで、お酒の火照りをゆっくり冷ましてみては?