9001~12000円以内

【10000円以内】美しき風景を日常に。生活に溶け込む「モネ 連作の情景」グッズ。

展覧会後に是非とも立ち寄りたいのはミュージアムショップ。いま見てきた作品たちが、さまざまな世界観で切り出され、日常に溶けてゆくのを待っています。

今回はあまりの人気ぶりからか、展覧会を見たのちに改めてミュージアムショップへ入場するという形をとっていた「モネ 連作の情景」のミュージアムショップで心惹かれて購入してきたグッズをご紹介します。

展覧会を丸ごと持ち帰る! 公式図録があれば何度でもモネ展を楽しめる

美しいモネの視界たち。友人へのお土産含め、11000円(税込)ほど。公式図録は3000円(税込)

企画展のミュージアムショップでぜひ手に取ってほしいのが、公式図録。「分厚いし重いし、いうて本でしょ?」と思っていた頃が筆者にもありました。今となっては「いいから買っとけ!」という気持ちです。

公式図録は言わずもがな、その企画展の魅力が1冊にギュッと収まっています。『モネ 連作の情景』の公式図録には、東京展と大阪展の片方でしか展示のない作品も掲載されており、見たいけど美術館遠征はハードルが高いという方にとっても魅力的な内容です。

図録は、作品を見て感じたこと、掲出されている概要を読んで知ったことを補完するのに大いに役立ちます。作品名やイントロダクションに書かれていた時代背景、他の画家たちのと関わりなどについても網羅的に記載されており、持ち帰れる展覧会と言っても過言ではないほど。

気に入った企画展を手元に置いておける。なんという贅沢でしょうか。

お気に入りの作品は小物で持ち帰る

公式図録以外にも、ランチトートやエコバッグ、ポストカード、ノート、コンパクトミラーにポーチ、クリアファイルなどなど、定番の商品もたくさん。中でもポストカードはかなり充実しており、全部買ったら自宅でモネ展ができそうなほど。

「チャリングクロス橋、テムズ川」があまりに気に入ったため、予定外のランチバッグまで購入。薄めのキャンバス地ながら薄手で軽く、ハリのある生地で普段使いにちょうどよく、便利に使っています。

購入したグッズは使ってこそ。お気に入りが視界に入るとちょっと気持ちが浮き上がりますよね。せっかくなら、手の届くところでガシガシと使いたいものです。

大注目は手乗りの「睡蓮」。青山デカーボが送る『モネの庭缶』。

なんとも可愛らしい「青山デカーボ」監修のミニクッキー缶は1188円(税込)。

さまざまな美術展でお菓子缶を監修している「青山デカーボ」。これまで、2021年のゴッホ展で『ひまわり缶』を、2022年のピカソ展では『ドイツ缶』を監修。確かな実績のもとで作成された『モネの庭缶』も、それは可愛らしく美しい出来栄えです。

缶のフタには「睡蓮」をイメージしたイラストが。側面にはそれぞれ「モネの家」「散歩道」「太鼓橋と睡蓮の池」「バラのアーチと池」と、ジヴェルニーにあるモネの庭をイメージしたイラストが描かれています。

クッキー缶は中身も美味しい。あまりにいい香りで早まって食べてしまったダージリンティークッキー。本当は6枚入り。

中身は、ダージリンティーの茶葉をふんだんに使ったひとくちサイズのサクサクほろほろクッキー。

見えているだけでもなかなかの茶葉の量ですが、口に入れると香りがふわっと広がります。見えていないだけで本当はもっと入っているのでは? というくらい香ります。すごい。缶が可愛いだけでなく、中身も美味しいのは嬉しいところです。

優しい睡蓮の香りに包まれる。香老舗松栄堂が作る甘美な空気

大本命! 松榮堂の「睡蓮の香りまとうお香セット」は。1980円(税込)。

いい香りがする!! パッケージのシュリンクを剥がすと、華やかで透明感のある香りが広がります。パッケージデザインも「睡蓮」をイメージした色合いで美しいのですが、なにせ香りがとても好み。目を閉じると「睡蓮の池」や、その周辺の景色が浮かぶような、調香された方の洗練されたセンスがうかがえます。

新緑の香りをマリンノートにのせた緑と、夜明けと共に漂う透き通った花の香りのピンク。

個人的には、リラックスしたいときに新緑の香りを。花の香りは、さわやかな朝をより良いものにしてくれそうな印象を持ちました。どちらも上品で清々しい香りで、穏やかな気持ちになれます。せっかくだからヨガのポーズなんかをしてみるのもいいかも。

松栄堂の確かなセンスと技術を感じられる逸品は、新緑の香りが12本、花の香りが8本、計20本に香立て付き。香立ては熱を持つので、耐熱性のあるトレーやお皿、香炉などを使用し、火気には十分に気をつけて楽しんでください。

品切れの商品も、再入荷のチャンスはありそう!

松栄堂のお香と別にもうひとつ、是非とも欲しいと考えていたのが、ロルバーンのノート。デルフォニックス社の代表的な商品のひとつで、厚手の表紙と黄色の用紙、ダブルリングにゴムバンドといえばピンとくる方も多いでしょう。ダイアリーの人気も高く、毎年さまざまなデザインが販売されています。

その大人気のロルバーン。ポケット付きメモL3種は、ひとりあたり各5冊までの購入制限がついていたにも関わらず、早々に売り切れ。ショップで尋ねたところ、再入荷は未定とのことでした。

後日、公式サイトを確認したところ、購入制限が各1冊までに変更されていたので、どこかのタイミングで再入荷があったのでしょう。

ただし、ミュージアムショップに入場できるのは、当日の鑑賞券を持っている人のみ。お買い物だけというわけにはいきませんが、復習がてら再鑑賞もいいかもしれません。

そのほかにも、スヌーピーやフェリシモ、ユナイテッドアローズやロディアなどとコラボしたグッズも盛りだくさん。魅力的なグッズがたくさん並ぶ『モネ 連作の情景』のミュージアムショップ。日常使いできるモネ展を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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蓮水おり(ori hasumi)

美味しいものと美術展とライブをテンション高めに楽しむワーママでバンギャ。コーヒー歴15年超の、J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター2級。12星座をモチーフにしたオリジナルブレンドのコーヒー屋を営んでいます。

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