眼鏡が手放せない筆者にとって、“眼鏡のくもり”は長年の悩みのひとつ。コロナ禍に突入してマスク着用が日常的になってからは、眼鏡のくもり対策が必須となりました。
ある日、大手100円ショップ「ダイソー」でくもり止め効果があるという眼鏡クロスを発見。迷わず購入しました。今回は、ダイソーのくもり止めクロスがどこまで効果を発揮するか、実際に試してみました。
ちょうどいいサイズ感。使い方もシンプル
ダイソーの『くもり止め眼鏡クロス（フルーツ柄）』は、いちご柄・キウイ柄・オレンジ柄があります。筆者は大好きないちご柄をチョイスしましたが、違うのは見た目だけで効果はどれも同じだと思われます。
生地の幅は15cmの正方形。大きすぎず小さすぎないサイズです。フレッシュさを感じさせるいちご柄ですが、ラブリーすぎないので大人でも使いやすいですよ。
使い方は、眼鏡のレンズに軽く息を吹きかけながら、いつもの要領で軽く拭き取るだけ。パッケージの説明によると、効果は長めに続くとこととです。
マスクと合わせて使用。くもりはある程度軽減されるが…
『くもり止め眼鏡クロス』を使用した眼鏡をかけ、マスクを着用した状態で、近所のコンビニまで徒歩で移動してみました。はじめの2～3分はくもったとしても一瞬で元の視界に戻りましたが、5分ほど経過すると眼鏡全体がくもり、元の視界に戻るまで数秒かかりました。
こちらの商品はあくまで“眼鏡のくもりを抑える”ことを売り文句にしているため、くもりを完全に防ぐのは厳しそう。しかし、使用前と使用後ではそこそこの違いを得られました。
湯気も軽度なものなら抑えてくれる
続いて、『くもり止め眼鏡クロス』を使用した眼鏡をかけた状態で食事をしてみました。熱いお湯を注いだ直後のスープを飲むとき、レンズの下部分が少しくもったものの、一瞬で元どおりに。
通常の状態の眼鏡をかけたときに比べると、レンズがくもる範囲がやや狭く、元どおりに戻る時間も短く感じられました。やはり、くもり止めの効果は少なからず発揮されているようです。
あくまで“くもり止め効果”を重視するなら、やはり一般的なくもり止め商品のほうが効果は高め。反面、緊急用としての使用や、お試し感覚で使用するなら十分使える範囲内と言えます。
110円のくもり止めとしては合格点。気軽に使ってみよう
ダイソーの『くもり止め眼鏡クロス（フルーツ柄）』は、税込み110円で購入できます。数百円以上する一般的なくもり止めよりも効果は控えめですが、110円で購入できるくもり止めとしては十分役立っているように感じました。
くもり止めの効果が得られなくなっても、普通の眼鏡クロスとして引き続き使用可能。気軽に使える、ちょっとした便利アイテムです。
