Google検索には、「隠しコマンド」や「隠しゲーム」と呼ばれる、ちょっとしたお遊び要素があることで有名です。今回は、Google隠しゲームのひとつである『Dinosaur Game』をレビューします。
※以降、記述するゲームタイトルは日本語訳である『恐竜ゲーム』で統一します。
『恐竜ゲーム』のアクセス方法
『恐竜ゲーム』は、Google Chromeというウェブブラウザで遊べます。Google Chromeのアドレスバーに「chrome://dino」と入力してアクセスすると、レトロなドットスタイルの恐竜(ティラノサウルス)が表示されるので、この子をクリックするといきなりゲームが始まります。Wi-Fiが使えず電波も届かない……という場所でも、Google Chromeを起動したときに表示されるティラノサウルスをクリックorタップすると『恐竜ゲーム』をプレイ可能。
ちなみに、『恐竜ゲーム』の初登場は2014年。公開から4年後の2018年9月には、全世界での月間総プレイ数が2億7000万回を超えたそうです。根強い人気を誇るゲームであることがわかります。
ひたすら避けるだけ。見た目も操作もシンプル
実際のプレイ画面は、モノクロカラーとドットスタイルで統一されたシンプルなグラフィック。プレイ方法もシンプルで、矢印の上下キーを駆使して障害物を避け続けるだけです。
障害物に当たると即ゲームオーバー。リトライ可能回数、いわゆる残機のシステムはないので、ゲームオーバーしたら最初からやり直しです。それにしても、ゲームオーバー時のティラノサウルスの表情がかわいい。
障害物はたったの2種類。地面から生えているサボテンと、ときおり猛スピードで突っ込んでくる鳥。サボテンはジャンプするだけですが、鳥は高さを瞬時に見極めてジャンプするかしゃがむかを判断しなければなりません。高度次第では、そのまま地面を走り続けるだけで避けられます。
いきなり色が反転して驚きましたが、一定のスコアに到達すると「ナイトモード」に突入し、さらに一定のスコアを稼ぐと元の白背景に戻りました。一日中走り続けているという描写なのでしょうか。驚異的な体力をもつティラノサウルスさんに頭が下がります。
今回のハイスコアは3498点でした。スコアに比例してスピードも上がっていくので、だいたい2000点を超えた辺りで相当な高速に到達しています。驚異的な体力をもつ以下同文。
電車移動のお供に。スマホ版『恐竜ゲーム』
『恐竜ゲーム』は、スマホアプリ版でもプレイ可能。パソコン版と同様、Google Chromeのアプリを起動し、検索欄に「chrome://dino」と入力してアクセスするだけです。縦画面だとプレイ画面が小さくなってしまうのがネックですが、横画面でプレイすれば問題なさそう。
オフラインOKのシンプルゲーム。気軽にプレイしてみよう
『恐竜ゲーム』は、Google Chromeがインストールされた端末であればいつでも無料でプレイ可能。ひたすら障害物を避けるだけのシンプル設計ですが、戦略よりも反射神経がものをいうゲームなので、興味がある人は気軽にプレイしてみてください。