・我が家の体験記です。子の性格によって、反応には差があります。
・お風呂の形状、パパの性格によっては控えた方が良い場合もあります。
・滑りやすい、口に入る、等があるので、安全のために必ず大人が一緒に楽しんでください。
・メーカーに推奨されているものではありません。
イヤイヤ期。“言い得て妙”な言い回しですが、子育てとは切っても切り離せない時期です。
子ども自身は自分が一人前だと思っています。手出しする大人が煩わしかったり、言語化する力が弱く、イライラ・イヤイヤするのでしょうか。
我が家も例に漏れず、イヤイヤ期はふたりともありました。長女は特に『お風呂』がイヤな時期が長く、こちらも子育て未経験のため、毎晩大泣きする娘を力ずくで洗い流して乾かして、の日々でした。
これではお互いストレスが溜まる一方。そこで筆者が考案したのが【パパに内緒風呂】です。
パパに内緒風呂とは?
この時期の長女は『秘密・内緒』が甘美な響きだと感じ始めた頃。「パパには内緒だよ?」と伝え、お風呂の準備をします。
用意するものは2つだけ
●ビオレのボディソープ
●バケツ(なければ洗面器でOK)
いくつかのボディソープを試しましたが、ビオレの泡立ちがよかったです!!
バケツにボディソープを適量(湯量にもよりますが200ml程)を入れ、お湯ですこし伸ばしたら、湯船に投入します。
その後は、ソーラン節でも、推しの曲でも、アニソンでもなんでもいいです。リズムに乗ってひたすらお風呂のお湯をすくってこぼす、すくってこぼす、を繰り返し、お風呂を泡泡にします。
パパに内緒風呂とは、泡風呂のこと!
これを見た長女は大喜びで服を脱ぎお風呂に飛び込みました。大成功です。
通常は髪、体を洗ってから入浴ですが、この日ばかりはいきなりの入浴可。いつもと違う流れもまた非日常で、長女は嬉しかったようです。
なぜ内緒風呂と名付けたかというと
先述のように、長女にとって『秘密・内緒』がちょっぴり特別なのを知っていたからです。
また、泡風呂の後はお湯が濁り、続けざまに入らない限り入りたいお湯とは言い難いので、お湯を落として洗ってしまいます。
パパには「今日はシャワーだけでお願い♡」と“だけ”伝えるので『パパに内緒風呂』です。
『パパに内緒風呂』は奥の手
もちろん毎日ではありません。一度行うと何回でもねだるのが子どもです。しかし、そこはきちんと線引きを。我が家は月に2〜3回の頻度でしていました。
明確にこの日に、と決めてはいませんでしたが、短いスパンでねだられたときは「この前やったばかりだから少し間を空けてでないと、パパがお風呂に入れなくて可哀想」と説明。きちんと話せば伝わる年齢・タイプだったので、お話をして乗り切りました。
そして年月は経ち、小学生になった長女は『内緒風呂』をしなくても、お風呂に入るようになりました。
親だって第一子は子育て未経験。手探りでやるしかないのだし、いつか巣立ちのときが来ます。一緒にいられる今を大切に、たまには子ども遊びながらのお風呂はいかがでしょうか。