クラフトビールを推したい! 美味しさを知って欲しい! フツウのビールよりは高いけれど、クラフトビールにはその価値がある! 生粋の“クラフトビール・ラバー”の筆者が、オススメしたいクラフトビールを紹介します。
今回ご紹介するのは、『日本ビール』から発売されている『新・白濁BRUT』。トリプルホップが華やかなホワイトビールです。
『日本ビール』新・白濁BRUT
1979年に創業された、日本ビール株式会社。当時日本ではほとんど販売されていなかった海外産ビールを日本に輸入した、先駆けの会社です。
現在も、アメリカやドイツ、フランス、シンガポールなど世界各国のビールを取り扱っていて、海外ビールも大好きな筆者はお世話に(?)なりまくっている会社です。
今回ご紹介するのは輸入ビールではなく、『日本ビール』オリジナルとして作られている「新・白濁BRUT」。以前販売されていた旧バージョンからリニューアルした1本です。
商品名にある「BRUT(ブリュット)」とは、スパークリングワインの甘さ・辛さの度合いのこと。極甘口の「Doux(ドゥ)」から始まり、極辛口「Brut Nature(ブリュット・ナチュール)」まである7段階のなかで「Brut」は辛い方から3番目の「辛口」のこと。
その名の通り、キリッと辛口のホワイトビールです。
トリプルホップのベルジャンスタイル
「新・白濁BRUT」はアルコール度数5.0%のホワイトビール。ベルジャンホワイトスタイルと缶の表記にもあるように、ベルギーでよく作られている、華やかな香りが特徴のビールスタイルです。
ベルジャンホワイトスタイルは、コリアンダーやオレンジピールといったスパイスが使用してあることがほとんどですが、このビールはホップのみ。その代わりに、3種類のホップを使ってあるトリプルホップのビールとなっており、ベルジャンスタイルらしい香りを感じることができます。
トリプルホップのビール自体があまり生産されていませんが、ベルギーの『デュベル』から販売されているものは有名。ちなみに『デュベル』のビールを輸入しているのも『日本ビール』です。
にごり系ホワイトビール
白濁、という名前の通り、ビールの色味はやや濁りのある黄金色。パステルカラーとまではいいませんが、グラスの向こう側が見えないくらいの濁り感です。
ホワイト系のビールは口当たりが滑らかで、すいすいと飲めるのがグッド。泡もきめ細かく、個人的には泡をたっぷりめにたてて飲むのもオススメです。