予算から趣味探し 500円以内

【ワンコイン!】クラフトビールのススメ 『エチゴビール』スタウト

生粋の“クラフトビール・ラバー”の筆者が今回オススメするのは『エチゴビール』の本格アイリッシュスタイル「スタウト」です。

『エチゴビール』スタウト

350ml ¥306(税込)

「苦い」「薬みたい」「醤油飲んでる気がする」「匂いが苦手」と、散々な言われ方をすることも多い黒ビール。
日本人がよく飲むスッキリしたビールとは真逆の特徴を持つビールであること、元々日本での流通が少なかったこと…さまざま要因はありますが、とにかく苦手意識を持つひとが多いのは確か。ズバリ“日本では不人気なビール”といってもいいかもしれません。

一方で、海外では日常的に親しまれている黒ビール。今回ご紹介する『エチゴビール』のスタウトも、ビール大国アイルランドで誕生したアイリッシュスタイルの黒ビールです。

グラスの向こう側が見えない!

世界で一番有名な黒ビールといえば「ギネスビール」ですよね。ギネスビールは、1750年代にアイルランドで誕生。麦芽化していない大麦をローストして使用したことが始まりで、強い苦味とクリーミーな泡が特徴のビールです。

『エチゴビール』の「スタウト」も、本格的なアイリッシュスタイルのスタウトアルコール度数は7%とやや高めです。
意外なのは、IBU(=苦み指数)の数値が34であること。本当にグラスの向こう側が全く見えないほどの漆黒色に、さぞかし苦いのだろう…と覚悟を決めて飲みましたが、実際、IBUの示す通り苦みはそう強くありません。それどころか、むしろ甘みを感じさえします。

実は黒ビールの特徴のひとつであえう焦がしたキャラメルのような豊かな風味は「苦い」よりも「甘い」印象を受けるもの。さらに黒ビールのもうひとつの特徴であるクリーミーな泡が、マイルドな飲み口を後押ししてくれます。

強い、だけど飲みやすい

渋めのイラストもビールのイメージに合う!

缶にも書かれているボディ感とは、コクや味の重厚さ、濃厚さのこと。
強い=スタウトという名前に相応しい、見た目のインパクトと焙煎の香ばしさ、そして濃厚なボディ感。総じて“強め”なビールではありますが、一方で飲みやすい仕上がりになっているのはさすが『エチゴビール』と唸ってしまいます。黒ビールが苦手? な日本人の舌にも合う、贅沢で上品な味わいです。

個人的にはスタウト系のビールはおつまみなしでビールの味を楽しんでほしいところ。『エチゴビール』の「スタウト」は本格的なアイリッシュスタイルを楽しめる黒ビールなので、じっくり堪能してみて!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

やた あい

クラフトビール大好き!自宅の冷蔵庫にはクラフトビールを常備しビールに合う料理を日々研究中。 「クラフトビールの生」が飲めるお店を経営する家族を持つ、生粋の"クラフトビールラバー"。

-予算から趣味探し, 500円以内
-, , , , ,