前回は『七五三の撮影』に特化してお話しました。
今回は『七五三のお宮参りについて』のご紹介です!
vol.3では【お宮参りの日柄やご祈祷について】のご紹介です!
※金額設定は㈱スタジオアリスを参考にしています。
お宮参りは大安の日じゃなくてもいいの?
『大安』『仏滅』は見聞きしたことがある方も多いでしょう。その他に『先負(せんぷ)』『先勝(せんしょう)』『友引(ともびき)』『赤口(しゃっこう)』を合わせて六曜(ろくよう)といいます。
祝い事の順としては『大安>友引>先勝>先負>赤口>仏滅』の順です。
古来から大安が一番良いとされていましたが、大安の土日の神社の混み方といったら……。
境内に入るまでに長蛇の列だと聞いたことがあります(そのとき筆者はスタジオでひいひいしていたのでお客様談です)。
個人的には『仏滅でなければいいや』くらいの認識です。
『先勝』は『さきがち』なので午前が、『先負』は『さきまけ』なので午後が吉とされています。『赤口』は【11-13時のみ吉】とされており、『友引』は『赤口』とは逆に【11-13時のみ凶】とも言われています。
この意味をお伝えすると『その時間に(その時間を避けて)ご祈祷してもらえたらいいか!』と納得される親御様も多かったです。
ご祈祷はどうすればいいの?
寺社でご祈祷してもらうには予約が必要な所もあれば、決められた時間で一斉にご祈祷をする所もあるので、お参り先の寺社への確認必須です!
また、『初穂料(はつほりょう)』を納めることが一般的です。こちらの金額は子ども一人につき5000〜10000円が多いそう。
我が家の御祈祷は……
前回の記事のとおり、姉妹で七五三をしたため、次女2歳2ヶ月でのお参りとなりました。
結果、ご祈祷中に爆睡ということに……。
モザイクから透けて見える爆睡の顔
神主さんが「寝ていてもお顔を神様に見せてもらえればお祈りの効力はありますよ」と仰られたので、抱っこして顔だけ向けました。今でも笑い話です。
結局、お宮詣りや御祈祷ってやらなきゃいけないの?
何事も、強制ではありません。親御様の都合、お子様がやりたくない、で、行わないという選択肢もあります。
周囲がやっているのでやらなければいけないということはないと考えます。
ただ【子ども時代は戻ってこない】。これだけは強く思います。
子どもの成長は、毎日近くで見ている親御様はとくに変化に気づきづらいこともあります。確実に、そしてあっという間に大きくなります。
お子様からしたら『やらされた』『着物が苦しかった』なんて思いがあるかもしれません。親のエゴかもしれません。それでも七五三の習わしは紛れもなく【我が子の成長を喜び、千の歳までの健康への祈願】という愛なのです。
以上、七五三のお宮参りを考えるのは今でしょう! でした!