喫茶店文化の街・名古屋。筆者は推しのライブを観に足を運ぶことが多く、開場時間までの過ごし方が毎度の課題になりがちです。そこで必ず候補に挙がるのが喫茶店/カフェ。
しかし喫茶店やカフェの多くは予約不可。さらに、開場の時間は決まっているため、混雑時は長く待てない問題がついてまわります。
そんな中「予約可」の文字が燦然と輝いていたのが、今回お邪魔した『ダブリンルームカフェ』。後の予定があるときにありがたい。カフェタイムにはそこそこの待ちが発生する人気店に、予約して行ってきました。
アボカド&サーモンサラダはガーリックトースト付きでボリューミー
てっきりサラダだけと思っていたら、ガーリックトーストが2切れも! サラダ自体もボリュームがあるので、見た目よりしっかり“食事”になります。
お野菜は定番の葉物にトマトとパセリ。脂の乗ったサーモンと濃厚な口当たりのアボカド。マイルドな酸味でさっぱりしたドレッシングが良いバランス。にんじんのマリネ液とオリーブオイルでしょうかね。
今回お邪魔したのが15時半頃。そしてこの日はライブの終演を21時頃と予想。移動中に軽めにお昼を食べており、たくさんは食べられないけれどある程度は食べておきたいと考えていたので、とてもありがたいメニューでした。
ラムレーズンチーズケーキには、ベリー感あるチェルベサ ナチュラルを
チーズケーキとラムレーズンは、筆者には絶対に美味しいんですよ。濃厚なチーズケーキにふんわりとラム酒が香るしっとりしたレーズン。優勝です。
コーヒーは、レーズンの濃厚な甘さとラムの香りに寄せて、エチオピア産のチェルベサ ナチュラルを。ベリーのような甘さと赤ワインのタンニンに似た風味があり、思ったとおりの好相性。
チェルベサ ナチュラルの“ナチュラル”は、コーヒーを精製する際の加工法。コーヒーチェリーのまま乾燥させてからお豆と分離するため、果肉の風味がお豆に移ります。抽出後のコーヒーにも華やかな果実味として現れるため、ベリーやぶどうを使ったお菓子によく合います。
地上に出たらもう見える!プロ迷子にも安心の、国際センター駅1番出口からすぐ
『ダブリンルームカフェ』は、地下鉄国際センター駅1番出口から出てほんとうにすぐ。とはいえ、方向音痴を極める筆者はプロ迷子。いつだって迷子の不安がつきまといます。でもそんな不安は、地上に出た途端に払拭されました。
出る。ちょっと左を向く。「それか!」の距離。大丈夫、駅さえ出られればもう行ける。
予約方法は、Facebookページ経由のメッセージから。少し手数が増えるものの、混雑時でもしっかりと時間どおりに通していただけて安心です。
入店時は混雑していて賑やかでしたが、17時を回るとだいぶ落ち着いた印象に。ゆったりとお食事とおしゃべりと楽しむことができました。
後の予定があってもなくても、美味しいお食事やケーキとこだわりたっぷりのコーヒーを楽しみに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。