《推し会》は、推しの映像作品を抱え、設備のある場所へ出向き、わいわいと楽しむもの。そう思っていましたが、それを好きな場所で実現できるツールがありました。
日本ビジネス開発から発売されているプロジェクター『Adget Pocket Projector』が、小型で軽量、設定も簡単かつなかなかのハイスペとのこと。
実際に使用できる機会をいただいたので、自室で使用した感想を含めご紹介します。
コンパクトで高機能な家庭用プロジェクター
スタイリッシュなプロジェクター『Adget Pocket Projector』は、高さ42mm×直径130mm、重さは425g。三脚を装着した状態で持っても、機械だよね? と疑いたくなるくらい軽い。
梱包が想像より小さく軽く、何が届いたかちょっと考えるくらいのコンパクトさです。
中身はシンプルにこれだけ
本体と三脚、電源アダプタとリモコン、収納用の巾着がセットになっています。リモコン用の電池も同梱されていて、これは助かる!
丸いフォルムが硬質すぎず可愛い。本体カラーはグレーの他に、モスグリーン、ホワイト、グレージュとあり、使用するシーンやおうちのインテリアとの馴染み感などを想定して選べるのも嬉しいですね。
サイズ感のイメージがわくでしょうか。直径はiPhone14 Proの縦よりも少し小さいくらいです。これで充電して使えるんだから持ち歩きたくもなる。
付属品の入っている箱もおしゃれ。どれに何が入っているかがパッと把握できるアイコンがあるので、ほしいものをスッと取り出せます。
もちろんマニュアルの冊子も入っています。マニュアルはウェブで見てね、が多い昨今、アナログ派には嬉しいですよね。
設定も使い方も簡単
マニュアルの冊子に書いてあるとおりに進めていくと、ちゃんと設定が完了します。画面の角度などの細かい設定をする場合はもう少しかかりますが、初手の設定だけなら、デジタル弱者の筆者でも20分ほどで完了できました。
焦点は0.53m〜5.31m。子ども部屋でも余裕で使える。
長辺側にしか広い壁のない部屋での使用を想定していた筆者。本機メーカーの日本ビジネス開発さんにお話を伺った際に、まず質問したのが焦点の長さでした。
「1mあれば投影できます」とのこと。投影したい壁までの距離は約2mほどあったので、安心してデスクの角にセッティングしました。三脚につけて置き、向きを調節。斜めからの投影になっても、画面の角度を細かく調整できるので真っ直ぐ表示できます。
向きが変えられるので、プラネタリウム的にも使える
本体と三脚を固定するマグネットが強力なため、ぐるっと90度上を向けても使えます。ということは……
推しを天井に映し出せる!! 最高!!
寝がけに観たい映像を映し出してプラネタリウム的に楽しむことはもちろん、“動画を観たい子ども”と“動画”を同時に寝室に持ち込むことも可能。
スリープ機能もついているので、そのまま寝落ちてしまっても安心です。
想像以上の綺麗な映像に歓喜!!!
このコンパクトな本体で、こんな綺麗な映像出ます?! という高画質。エンボス加工で凹凸のある壁紙でも、納得の画質です。
この画質なら『Adget Pocket Projector』があれば、おうちで推し会ができる……捗る……!!
好きなお料理とお酒を持ち寄って楽しめるし、盛り上がって帰りたくなくなったら泊まってもらえばいいもんね。
ライブ動画も納得の画質
はぁぁおうちで! 大画面で! 推しの! 映像が観られる!! いい笑顔!! 好き!!!
上の画像は、iPhoneの画面をミラーリングした映像を壁に投影、別のスマホで撮影したもの。ミラーリング用のアプリは、初期状態から本体にインストールされているため、プロジェクターを起動、ミラーリング用アプリを開いてご自身のスマホを繋ぎ、ミラーリングを開始すれば投影されます。
画面が明るい部分は壁紙のエンボスがやや気にはなりますが、暗い部分はほとんどわかりません。スクリーンがあればベストですが、平らな壁であればそれなりのクオリティで楽しめます。
ちょっと気になったのは音の出方
重低音がちょっと弱いかなと感じました。筆者の推しはベーシストなので、もっとゴリっと重低音が出てくれたらいいなぁ、というのが正直な感想です。あくまで素人耳の感想なのと、単純にベース贔屓に聴きたい筆者の耳のせいにも思えるので、ご参考まで。
演劇作品なども観てみましたが、この本体サイズでこの音質ならむしろ必要十分だと感じました。
Wi-Fi設定可!Web上の動画も楽しめる
本体からアプリストアにアクセス、直接アプリを追加できるので、ミラーリングをせずとも、本体だけで動画を再生することも可能です。テレビで動画を見るのと操作性はほぼ同様。
劇場に行けなかった作品を、いつもより大きな画面で観られるというのは嬉しいものです。手の中で見るのとはやっぱり違いますよね。実際に劇場で観られたらこんな感じだったのかな……なんて思いを馳せてみるのも一興でしょうか。
Bluetooth接続でスピーカーとしても使える
Bluetooth接続ができるため、スマホやその他再生機器とペアリングするとプロジェクターから音声が出力できます。Bluetooth接続への切り替も。電源ボタンを押すだけと簡単。(※電源を切りたいときは長押し)
スマホからの出力だとちょっと物足りないときに便利かも。
コンパクトで設置場所を選ばず、画質もいい。平な床と壁があればどこでも好きな映像が楽しめる『Adget Pocket Projector』。サイズも予算もコンパクトで、初めてのプロジェクターとしてもいいし、サブ機・持ち出し用としてもおすすめです。
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