しょっぱいだけがおつまみじゃない!今回紹介するのは『カワゴエヤ』の「フランス産ロレーヌ塩を使ったキャラメルカシュー」です。
『カワゴエヤ』フランスロレーヌ産の岩塩を使ったキャラメルカシュー
お酒をよく飲む人を辛党というように、お酒=辛いもの、しょっぱいものと結びつけられることが多いですよね。世間一般的におつまみとして勧められるもののほとんどが、しょっぱい系のものばかり。甘いものはお酒に合わせない、というぼんやりしたイメージが根付いている気がします。
けれど、甘いものがお酒に合わないということは決してなく、むしろお酒を美味しくしてくれることの方が多いもの。日本ではあまり馴染みのない文化ですが、海外ではチョコレートや甘いタルトと一緒にワインやウイスキーを飲むのも当たり前。甘いおつまみも“アリ”なのです。
今回セレクトしたのは、キャラメル味のカシューナッツ。ポイントは、ただのキャラメル味ではなく岩塩を使ったあまじょっぱいナッツであること。これはお酒に合うに違いない!と確信したわけです。
カリカリのキャラメルが美味!
カシューナッツにブラウンシュガーを溶かし込んであり、カリッとした食感のキャラメル味に。カシューナッツのバターに似た豊かな味わいは、キャラメルフレーバーとよく合います。
キャラメルも甘すぎず、抑えめに感じられるのは岩塩の効果かも。主張しすぎない塩味が良い隠し味・アクセントになっています。あまい・しょっぱい、が口内で交互に楽しめるので、やめられないとまらない…延々と手が伸びてしまいます。
手が汚れない ノーストレス仕様
黒糖くるみやきなこ大豆のように、甘味×ナッツ・豆類という組み合わせは色々ありますが、今回これを選んだポイントの一つがこれ。手につかないというところに惹かれました。
手でつまめるおつまみは、気軽で魅力的ですが、指先が汚れてしまうのがプチストレス。グラスを持ったときに、うっかり粉が付いてしまったりすると…ちょっと萎えてしまうときもあります。ポテトチップスを箸で食べるという人もいるくらいですから、万人に共通のモヤモヤ案件かもしれません。
その点、この手につかない仕様のキャラメルカシューは超・優秀。本当に手につかなくてびっくりしました。ナッツを入れておいたお皿もほとんど汚れていません。
しかも、余分な粉が落ちないということは、キャラメル成分がしっかりカシューナッツに付いているということ。味の差がなく、満遍なく全部が美味しい! ひとつひとつは本当に些細なことかもしれませんが、気遣いとしてもこだわりとしても有り難いなと思います。
甘いおつまみでお酒もススム!
塩味のカシューナッツであればビールやハイボールに合わせたいところですが、キャラメルカシューはあえて焼酎に合わせても面白いかも。芋焼酎のような、ほんのり甘味があるお酒と相性が良さそうです。濃いめのキャラメル味なので、ガツンと強いお酒の風味にも負けません。
赤ワインのような深みのある味わいのお酒との相性もいいはず。手が汚れないノンストレス仕様のおつまみで、優雅な一杯を楽しんでみては?