1980年代に社会現象となったアーケードゲーム『パックマン』。ゲーム操作が苦手な人でも簡単に遊べるこのゲームは、いわゆる「Google隠しゲーム」のひとつとしても知られています。
今回は、Google版『パックマン』……正式タイトル『PAC-MAN's 30th Anniversary Doodle』をプレイしました。
シンプル&キュート。『パックマン』の歴史とルール
まずは、パックマンの歴史とルールをおさらいします。『パックマン』は、1980年に当時のナムコ(現在のバンダイナムコエンターテインメント)が開発・発売したアーケードゲーム。黄色くて丸いキャラクター・パックマンを操作し、障害となる敵を避けつつステージ上のエサをすべて食べるのが目的です。
愛嬌のあるキャラクターデザインと、レバーを上下左右に動かすだけのシンプルな操作感で、当時アーケードゲームになじみがなかった女性客からも人気となりました。
操作感はシンプル。敵の動きは油断大敵
Google版『パックマン』は、その名のとおりGoogleで『パックマン』と検索するとプレイ可能です。検索結果のトップに『パックマン』のプレイ画面が表示されるので、“プレイ”をクリックするとゲームが始まります。
プレイ画面が非常に小さいのですが、画面中央に固定して表示されるのでプレイしやすいかと思われます。操作方法は、マウスの左クリックかキーボードの矢印キーでパックマンを誘導するだけ。個人的には、矢印キーのほうが圧倒的に楽です。
通常の状態で敵に捕まるとミスとなり、残機(リトライ可能回数)が1回分減ります。敵は無造作に動いているものもあれば、パックマンを追いかけてきたり、挟み撃ちを狙って動くものもあります。そのため、こちらも相手の動きを読みつつ移動しなければなりません。
最初のステージをクリアしました。このゲームは一時停止機能がなく、記事執筆のためにスクリーンショットを撮っているうちに何度も捕まってしまったので、実際には何度もやり直しています。
ステージが進むうちに、右下に表示されるフルーツの種類が増えていきます。一定量のエサを食べると、このフルーツがステージ上に一時的に表示され、それを食べるとさらにボーナス点が追加されるとのこと。しかし、そこに到着するまでに消えてしまうことが多かった…。
スマホでも遊べるが操作感は△
Google版『パックマン』は、もちろんスマホでもプレイ可能。同じくGoogle検索を活用するとプレイできますが、操作感はパソコン版の何倍も難しく感じました。
プレイ開始時に操作方法を説明してくれるのですが、実際にやってみるとパックマンがうまく反応してくれなくて苦戦しました。スワイプ操作に自信がある人は、ぜひ挑戦してみてください。
40年以上の歴史をもつレトロゲーム。気軽に遊んでみよう
Google版『パックマン』、正式タイトル『PAC-MAN's 30th Anniversary Doodle』は、発売当時のレトロポップなデザインとシンプルな操作感を楽しめるゲーム。ちょっとした暇潰しにもなるので、当時を知る人も、今回初めて知った人も遊んでみてはいかがでしょうか。