香水を買ったはいいものの、最後まで使い切れず古くなってしまった……という経験談をたびたび見かけます。筆者も香水を買う機会はあるのですが、古くなってしまった香水も最後まで使うようにしています。
今回は、古くなってしまった香水の活用例のひとつである「ルームフレグランスへの転用」の実例をご紹介します。
意識してる?香水の使用期限
化粧品に使用期限があるのは有名ですが、もちろん香水にも使用期限はあります。香水のタイプや保存方法によって違いはありますが、基本的には未開封で2~3年、開封済みで半年~1年とされるケースが多いです。製造日から経過した期間が長いほど、経年劣化と共に香りも変化。
しかし、半年で香水1ボトルぶんは使い切れないという声も聞かれます。だからといって、そのまま捨ててしまうのはもったいない……というジレンマも。
筆者の場合、開封から1年経過しても使い切れなかった香水は、アロマストーンを活用してルームフレグランスにしています。今回は、別の記事でもご紹介したダイソーのアロマストーンを例に解説します。
アロマストーンに香水をオン。最後まで使い切れそう
こちらは、現在筆者が所有している香水です。いずれも2023年春ごろに購入、数回使用しているので使用期限が間近に迫っていると言えます。
期間限定商品で、本記事を執筆している2024年4月末時点では正規ルートでの新品購入はほぼ不可能に等しいため、最後まで使い切りたいところ。
アロマストーンのくぼみ部分に香水を数回プッシュ。可能であれば、スプレーヘッドを取り外して数滴たらす感覚で入れたほうが、周囲に香水が飛び散らずに済みます。
香りの強さは香水によって左右されますが、デスクの片隅など至近距離に置いておけば、香りを十分楽しめます。本記事を執筆している今も、甘いホワイトフローラルの香りに癒されています。
ロールオンタイプの香水は厚紙やコットンが◎
ここまではボトルタイプの香水を前提に解説してきましたが、「ロールオンタイプの香水だと、アロマストーンに使うのは難しいのでは?」と思われた人もいるのではないでしょうか。ロールオンタイプの香水の場合でも、別のアイテムを活用すればルームフレグランスとして活用できますよ。
例としては、厚紙などに香水を塗りつけて窓際などにつるしたり、コットンに塗りつけて小さめの布袋に入れてサシェ(匂い袋)にしたりするのが一般的なようです。
捨てるのはもったいない。転用して最後まで使い切ろう
古くなってしまった香水は、経年劣化によって香りが変化するだけではなく、直接肌につけると炎症など肌トラブルの原因になりがち。ルームフレグランスに転用すれば、肌トラブルに悩まされず、最後まで使い切ることができますよ。
今回ご紹介したアロマストーンのほか、デュフューザー用スティックなど、さまざまなアイテムが応用できます。古くなった香水の処理に困ったら、ぜひトライしてみてください。
ダイソーのアロマストーンの従来の活用方法の解説記事はこちら