「究極に美味しいおつまみって…結局、なんだろう?」お酒飲みなら誰しも一度は考えたことがあるはず。とはいえ、お金を出せば美味しいものが手に入るのは当たり前。安くて、美味しくて、手軽に用意できる。それこそが真の究極だ! という信念のもと、根っからの酒飲みの筆者がビールに合うおつまみを紹介していきます。
今回紹介するのは、某テレビ番組で紹介されて以来、爆発的なヒットを果たした「イカ天 瀬戸内レモン味」を生んだ『まるか食品』の、「のり天 瀬戸内はっさく味」です。
『まるか食品』のり天 瀬戸内はっさく味
某人気番組で紹介されて以来、爆発的ともいえるヒットとなった『まるか食品』の「イカ天瀬戸内レモン味」。もともとは広島県のお土産品でしたが、今となっては全国どこのスーパーにも置いてあるといっても過言ではない、全国的な人気菓子になりました。
「イカ天 瀬戸内レモン味」がビールに合う、安くて美味しい最高のおつまみであることは散々語りつくされているので、今回は2023年の春に発売された姉妹品、「のり天 瀬戸内はっさく味」を紹介します。
因島産 はっさくにこだわった 酸っぱウマいおつまみ
冬の柑橘としてお馴染みのはっさく。パリッと食べ応えのある果実と、ほんのり苦味が美味しい冬の定番フルーツです。
この「のり天 瀬戸内はっさく味」のパッケージにも記載があるように、はっさくは広島県の因島のお寺で発見された品種。今でも広島県を中心に、瀬戸内の名産品として親しまれています。
封を開けるとすぐに、ふわっと柑橘の良い香り。さらにのり天の香ばしい磯の香り、オイルの匂いにも食欲をそそられます。
テイストは塩味<酸味。しっかりとはっさくの風味を感じる酸っぱさ、そのなかに甘味もあるので「イカ天 瀬戸内レモン味」よりも酸っぱさは控えめかな? という印象を受けました。後味にほんのりとした苦味の主張があって…レモンやミカンとは違う、はっさく味を食べているという満足感があります。
よくあるタイプのイカ天は、厚みがありすぎて噛み応えが「ゴリゴリ」になることもありますが、薄さがちょうどよく「カリカリ」の噛み応えが食べやすくて◎です。
酸っぱいおつまみはビールに合うのか?
一般的に、ビールに合うおつまみといえば「甘辛」や「ソース系」もしくは「にんにく」のような、どちらかというとパンチがあるものが挙げられがち。「酸っぱいもの」「酸味系」は、あまり候補に挙がりませんよね。実際のところ、酸っぱいおつまみはビールに合うのか…? 少々懐疑的にもなってしまいます。
結論から言うと、「のり天瀬戸内はっさく味」はビールに合う!
ビールの苦味、ホップの香りが、酸味と合わさることで少しマイルドに。塩味だけのイカ天や乾き物系のおつまみだと飽きてしまうことも多いですが、酸っぱいお陰でひとくちひとくちリセットされる感じ。
爽やかな酸味、いい感じの塩気…そしてカリカリ感。どこをとってもビールに合う! 太鼓判を押せるおつまみです。
"安・旨・楽"三拍子揃った優秀おつまみ
のり天 瀬戸内はっさく味 美味しさの点では文句なしに◎。
封を開けてすぐに食べられるということで、気軽さもばっちり。袋にジッパーがついているので、何日かに分けて食べられるところも高ポイントです。
値段は税込み302円。通常のイカ天や乾き物系のおつまみが100円前後で売っていることを考えると少々お高めですが、値段に合った美味しさであることは間違いありません。
こってりガツンとしたおつまみは食べたくないけれど、何か欲しいというときにぴったりの"安・旨・楽"おつまみです。