日々のスケジュールやタスク、行きたいところ、やりたいことなどが、アタマの中をぐるぐるしては消えていき、忘れた頃に思い出す。そんなことを繰り返しているうちに、時間は砂のようにサラサラと流れていくもの。
やりたいことは書き出して、情報化。実現の可能性を高めていきましょう。
2回目の今回は『やりたいことリスト』を作るときの、考え方のコツを3つお伝えします。
その1:何をするにもマインドが大事!5歳の気持ちで全部書き出す!
かかる時間もお金も何にも考えず、思いついたことは片っ端から全部書き出す。お金と時間の観念を持っていなかった頃の気持ちで、ザクザク書き出していきましょう。
お金だ時間だなんて瑣末なことは大人が考えます。小さい子どもの持つ謎の万能感で、気の赴くまま、心のままになんでも書いてしまいましょう。
筆者の娘が年中さん当時の七夕。幼稚園のクラスの短冊の8割は、プリキュアかヒーローでした。
そう、5歳は何にだってなれる!
その2:これからの人生、いちばん若いのは今!自分の「やりたいこと」を大切にする
話の流れで「もう若くないしさ〜」なんてことをよく耳にしますが、過去を背にしたらいちばん若いのは今。なにか始めるなら、最速は今です。
せっかく5歳の気持ちで書き出したのに、実年齢を持ち出して後ろ向きになっては、さっきの5歳が泣いちゃうというもの。
いろんなところでよく言われていますが、何かを始めるのに遅いなんてことはないし、いくつになっても始めて恥ずかしいことなんてありません。
それに、大人の自分には、5歳の気持ちで書き出したことを叶えていく力があります。
5歳の頃よりお金もあるし、予定を調整する術もある。できる力があるのだから、自分の「やりたいこと」を自分が大切にしましょう。
その3:行き詰まったら「理想の自分」を大妄想!外野のことは放っておく
どんな風に生きていたいかと大妄想を繰り広げると、視野がグッと広がります。
白髪が増えたら全頭ブリーチして、ふんわりショートヘアにしよう。着心地よくスタイリッシュなお洋服を着て、足に合ったヒールを履いて出掛けるぞ。昼間にお酒を飲みながら映画を観て、美味しいごはんを食べて、ちょっといいお菓子を買って帰ろう。遠くの美術館に企画展を見に行く旅をしよう。70歳になっても元気にそれができていたらいいな、なんて。
理想の自分となりたい自分はほぼイコールなはず。それなのに、どこか諦めてしまっているところがあるように、筆者自身も感じることがあります。なんで諦めているんだろうかと考えると、外的要因があると“決めつけている”ことがほとんどです。
紙に書き出すにあたっては、他人の意見なんか全排除してしまってOK! どんな妄想だって、興味があるから湧いてくるんだもの。自分だけが見る『やりたいことリスト』ですから、ワクワクすることは全部書いてしまいましょう。
次回#3では、やりたいことを実現するために考えるべきことについてお伝えします。もしお時間があれば、横長の紙に箇条書きにしたり、付箋に書き出して貼り付けておいてください。まだまだアタマの中を書き出していきます!