2022年9月にオープンした『JUSTICE BROWN』。台湾ドーナツってなに?? コーヒーもおいしいんだ?? と、オープン時からずっと気になっていました。
大阪か……と二の足を踏みながら、ずっと機会をうかがっていた筆者。今回、推しのライブで大阪に行くにあたり、気になったら食べるまで食べたいという食いしん坊根性で同行の友人に提案。過密スケジュールに組み込んでもらい、約2年越しでやっとお邪魔してきました。
会いたかったよ、台湾ドーナツ!
台湾ドーナツとは、外がカリカリ、中はもちもちに揚げられ、フレーバーのパウダーをたっぷりまぶしたイーストドーナツ。台湾屋台で人気のスイーツです。
国産小麦100%使用外はカリッと、中はモチッとした台湾クリスピードーナツです。生クリームや発酵バターをふんだんに使い、味わい深い台湾ドーナツに仕上げました。
出典 : JUSTICE BROWN 公式サイト
“そもそもある何かを揚げた”日本のお菓子だと、フレーバーはついていませんが、日光の湯葉まんじゅうなんかがイメージに近そう。
定番は4種。オススメはきなこ。
定番のフレーバーは、きび糖のプレーン、ミルク、チョコレート、きなこの4種。サイズ感は、一般的なイーストドーナツよりもひとまわり大きいくらい。
全部食べたい……しかし友人と2つずつ食べるには大きい……。
スタッフさんにおすすめをうかがったところ「個人的にはきなこが好き」とのこと。日々触れている方の意見は積極的に! ということで、きなことミルクをいただきました。
カリカリもちもちの食感、楽しいし美味しいし、ほんとうに来てよかった!
甘いしょっぱいが軽やかで心地よい「きなこ」
黒豆きなこの香ばしい香りと優しい甘さに、ところどころ感じる塩みがアクセントになっていて、とても好き! これはスタッフさんが「好き!」でおすすめしてくださるのもうなずけます。
甘さとしょっぱさの組み合わせは、日本のお菓子にもよく見られるもの。「台湾の食は日本人に合う」というのはよく聞きますが、こりゃ合うわ、という納得感があります。好き。
しっとり優しめの密度な印象ですが、食感がもう! おっしゃるとおりのカリカリもちもち。口溶けなめらかで、ちゅるんと喉を通っていきます。うまぁ。
ふんわりと優しい甘さの「ミルク」
優しい甘さが前面に出ているミルク。食感はもちろんカリカリもちもちでなので、初手で感じる甘さも軽やか。
ミルクのパウダーなので、しっかりとしたミルクの風味も感じられますが重くなく。結構しっかりひと息つきたいときに選びたいかも。
ゆったりと甘さが染みわたり、心をほわ〜っと開いてくれるような印象です。
しっとり感と気泡の感じから、もちもち感と軽やかさが伝わってほしい……だって生地が美味しいんだもの。
こだわりのコーヒーは、オリジナルブレンド
ジューシーなさわやかさで、暑い日にゴクゴク飲めちゃうアイスコーヒー。お邪魔した日はなにせ暑く、美味しさが際立ちます。
果実感のある甘さで華やかな印象のアイスコーヒーは、エチオピアとグアテマラのお豆のブレンド。上品で優雅ななめらかさもありながら、すっきりとした味わいです。
エスプレッソはマルゾッコで抽出
カフェラテやカプチーノなど、エスプレッソを使うドリンクの味を左右するエスプレッソマシン。エスプレッソの味、ミルクのスチームのクオリティなどを、バリスタの腕と同じくらい左右します。
友人がアイスのカフェラテをオーダーしており、美味しいと言っていました。そりゃそうだよね!
余談ですが、筆者が以前勤めていたカフェで使用していたマルゾッコ。半手動での操作性も含めて、大好きなマシンです。
大阪天満宮のお膝元。北門からすぐの穏やかなカフェ
地下鉄南森町駅から5分ほどの距離にあるジャスティスブラウン。駅から商店街を通り、視界が開けたと思ったら大阪天満宮が。『JUSTICE BROWN』公式サイトに「北門すぐ」との案内がありますが、ほんとうにすぐ。
大阪天満宮は、学業成就、立身出世や縁結びなどさまざまなご利益があるそう。ドーナツのついでにお詣りするのもいいかも。
ゆったりとした空間で、おいしいコーヒーと台湾ドーナツを。穏やかな時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。