花火といえば華やかで目を引くパッケージ、という“お馴染み”を打ち崩す『エコパッケージ花火』が、今年も若松屋から発売されています。
パッケージの派手さより中身の充実に重きを置いた、花火屋さんの良心が詰まった商品。詳しくお話を伺った続きの今回は、われわれ消費者が享受できる『エコパッケージ花火』のメリットをご紹介します。
持ち運びやすい!すぐ遊べる!しかもいっぱい入ってる!
エコパッケージ花火の魅力は、持ち運びのしやすさ、遊びはじめの手間の少なさ、内容量の多さにあります。
従来の華やかなパッケージと比べるとちょっと地味に見えるかもしれませんが、逆にシンプルでスタイリッシュだと感じます。しかも「地味じゃない?」で片付けてしまうのはもったいない魅力が詰まっています!
コンパクトでバッグにヒョイっと入れられる
ひと目で中身がわかるように大きな台紙にぞれぞれを広げて貼り付けてあるパッケージが主力ですが、エコパッケージ花火はその逆をいくもの。
若松屋さん「子どもさんは派手なほうを欲しいって言うんだけど、大人、特にお母さんが“こっちにしよう”って選んでくれますね。持ち運びとかゴミの量とか全然違いますからね」
シンプルな紙のパッケージには内容品がプリントされており、袋自体もクラフト調の優しげなイメージ。
種類ごとに紙のスリーブで束ねて袋に入れられているため、出るのは遊んだあとの花火と紙ゴミのみ。しかも全部燃えるゴミなので分別も不要で、後処理がめちゃめちゃ楽チンに。(※火がきちんと消えていることを確認し、各自治体の指示に従って処理してください。)
また、従来品はエコバッグやレジ袋からはみ出しがちでしたが、こちらはコンパクト。エコバッグどころか少し大きめのバッグになら入ってしまうサイズ感。その場のテンションで、花火しよ! という運びになっても安心です。
さらに、小さいお子さんが大事に抱えて歩きたいときも、身体からはみ出してしまったり引きずってしまう心配からも解放されそう。
セロハンテープ貼られすぎ問題から解放!
子どもと花火をするときに「早く〜!」「まだ〜?」と言われたことのない保護者はいないと思っています。
あのね、早くは無理なのよ。これだけテープ貼ってあったらね、ガサっと取ったら遊べる花火なくなっちゃうから。喉元まで出かかる「ちょっと待ちなさいよ!!」を飲み込んできた大人たちにあまりにも朗報です。
現状は、中身を広げて華やかに見せるために大きな台紙に貼り付け、鮮やかな袋に入って販売されているものが主流ですが、これって誰のため? という疑問を持ったことがある方もいるでしょう。いて……。
若松屋さん「結局、派手なほうが目を引くから、バーっと広げて派手な袋に入れてるんですよね。でも剥がすのめちゃくちゃめんどくさいじゃないですか。子どもに急かされるし、テープべたべた貼りつくし、暗いところでやるから何だかわかんなくなっちゃうし」
そんなに正直におっしゃってもよろしいので? と感じつつ、でも本当にそうですよね。花火したい! のテンションですぐに遊び始められるのって、純粋に魅力的です。だって今やりたいんだから。剥がす手間からもゴミからも解放されるって、遊ぶ側にデメリットないですもんね。
包装をシンプルにすることで内容量を20%も増量!
純粋に嬉しいのが、内容量が増えているという点。製造もパッケージングも全て手作業で行われている花火。人件費や材料費の高騰に伴い、これまでのパッケージだと、中身よりも包材と人件費の割合の方が高くなってしまうとのこと。
若松屋さん「それじゃ何を売ってるのかわかんないじゃないですか。お客様だって花火買ってるんだから、花火いっぱい入ってたほうが嬉しいですよね」
本当にそう! 資材費や人件費がかかるのは百も承知で、それには適正な対価が支払われるべき/支払うべきという考えの筆者でさえも、それじゃ買ってる方も何を買ってるのかわからないよな、と感じます。花火自体より他の部分のほうが高くなっちゃうんだから。
エコパッケージ花火は包装にかかる材料費と人件費を削減。その分、花火の内容量を20%も増量できたのだそう。
従来のパッケージの商品が60本入りのところ、同価格のエコパッケージ花火は80本も入っています。包装をシンプルにするだけで、こんなに量が増えるなら、パッケージがシンプルだって大歓迎ですよね。
『エコパッケージ花火』の購入は、全国の量販店や若松屋公式サイトで
エコパッケージ花火は、全国の量販店で購入することができます。さらに、若松屋公式サイトからも購入可能。
夏休みのレジャーやお盆の帰省などのお供に、持ち運び便利ですぐ遊べてしかもエコな、若松屋の『エコパッケージ花火』を選んでみてはいかがでしょうか。
若松屋の花火が買えるお店や、花火で遊べる場所を探すなら、若松屋公式 花火情報アプリ『Hanabi-Navi』が便利!