SNSを流し見ているだけで次々と目に飛び込んでくるクッキー缶の数々。老舗から新進気鋭のパティスリーまで、たくさんのクッキー缶が存在していることを感じさせます。
今回は、食いしん坊筆者の食いしん坊友人イチオシの、フォンテーヌブローの「リンツァーアウゲン」をご紹介します。
想像を超えるボリュームと美しさにうっとり
チョコとアプリコットジャムの2種が、たっぷり2段。55枚もぎっしりと詰まったパッケージは圧巻のひと言です。しかも美しい。
こちらは大きいサイズですが、40枚入り、18枚入りもあり。18枚入りは1700円なので、ちょっとした贈り物にもよさそうです。
iPhone15比。大きい! いっぱい入ってる! すごい!! もうめちゃくちゃ楽しい! こんなにいっぱいいいの?!
食いしん坊の友人がお取り寄せをするついでに購入してもらいまして。そこから郵送してもらったにも関わらず、大きく崩れもせず、粉糖が落ちることもなく、美しいまま届いたことにも感激。行き届いた技術力に感心しきりです。
絶妙なバランスの2種
見た目のクラシカルな美しさに違わず、お味も上品。ザクっとした歯触りと優しく上品なバターの香りにうっとり。アーモンドプードルたっぷりなんだろうなぁ。
そりゃ目を閉じて天だって仰ぐんですよ。おいしい。
ビターなのに軽やかなチョコ
これは大人のチョコレートクッキー! ザクザクのほろ苦いココア生地になめらかでソフトなビターチョコレート。
お味はしっかりしているのに食後感は軽く、香りの余韻がゆったりと残ります。ずっと浸っていたくて、つい次の1枚に手が伸びちゃう。
紅茶なら、穏やかな渋みのあるニルギリや、独特のスモーキーさのあるキームンを合わせるのがよさそう。コーヒーなら、上品なココアっぽさを感じられるグアテマラアンティグアあたりがいいかも。
きゅっと可愛らしい酸味のアプリコットジャム
ザクっとほどけていくクッキーに、やわらかい甘さと酸味のあるアプリコットジャムのバランスが最高! 土台の甘さが優しい分、粉糖がかかることで穏やかに甘さを押し上げているように感じます。
むっちりしたアプリコットジャムが全体と優しくとけ合って、至福〜!こちらも次々たべたくなっちゃう。
こちらは個人的には紅茶一択かなと感じました。アッサムのファーストフラッシュなどは、比較的穏やかで馴染みがいいように思います。
ケーキハウス フォンテーヌブローは、神戸で愛されて30年。
「リンツァーアウゲン」をはじめ、フォンテーヌブローのお菓子は、この道50年のシェフパティシエが心を込めて手作りしています。
そのため、1日に作れる量も限られており、お取り寄せの受け付けにも期間があります。2024年5月27日現在は、2024年6月末発送分までの配送販売が終了。6月下旬頃に再開されるとのことです。詳しくは公式サイトをチェックしてください。
上品な化粧箱に入った、至福の美味しさの「リンツァーアウゲン」は、贈答にもぴったり。何かの折にこんな素敵なクッキーいただいたら、嬉しさ倍増してしまう!
機会は限られているものの、巡ってはきます。感動的においしい、フォンテーヌブローの「リンツァーアウゲン」。焼き菓子がお好きな方には、ぜひ食べていただきたい逸品です。
おまけ
「関東でカール買えないんだよ!」という話をしていた流れで、カールを緩衝材にしてくれた友人の粋なセンスと梱包スキルの高さもここに記しておきます。