チョコレートの国内メーカーとして馴染み深い、メリーチョコレートカムパニーのバレンタイン限定ブランドの「奏-KANADE-」。
同社のトップショコラティエが監修するブランドから、国産素材にこだわった「日本茶タブレット」と「国産さつまいもタブレット」をご紹介します。
ひと箱でさまざまな味わいをじっくり楽しむ

前回ご紹介した「日本茶コレクション」「抹茶トリュフ」と同様、こちらのタブレットも、サロン・デュ・ショコラ パリで2019年に「世界の優秀なショコラティエ100」を受賞したトップショコラティエ 大石茂之氏が監修。日本茶だけでなく、さつまいもも国産にこだわって作り上げました。
それぞれ味わいの違う6種のタブレットがひと箱になっており、食べ比べて楽しめます。
また、「日本茶タブレット」にも、昨年から引き続き「茶師十段」(※1)の大山拓朗氏が「奏-KANADE-」のために合組(ブレンド)(※2)したオリジナルのお茶を使用しています。
(※1)『茶師十段』って?
日本茶の鑑定力を競う大会で認定される最高位「茶審査技術十段」のこと。
(※2)合組とは……
産地や品種が番うさまざまな茶葉の特徴を、うまく生かして組合せること。
香りの違いを堪能する「日本茶タブレット」

(上段左から)碾茶入り抹茶、濃い抹茶、ほうじ茶(下段左から)抹茶、濃い玄米茶、玄米茶
日本茶とチョコレートのスペシャリストのこだわりの詰まった、香り高いお茶の風味の食べ比べが楽しいひと箱。食べ比べてみると思いのほか違いを感じられてびっくり。
碾茶入り抹茶
碾茶入り抹茶には、抹茶の原料となる茶葉が練り込まれており、食感とともにダイレクトにお茶の香りが感じられます。
抹茶、濃い抹茶
抹茶は軽やかなほろ苦さと優しい甘みのある風味。濃い抹茶は、さらに奥行きのある酸味まで感じられる、本格的な味わいです。
濃い玄米茶、玄米茶
弾けた玄米の香ばしさが心地よく香る玄米茶。濃い玄米茶は、やわらかなお茶の香りがよりふっくらと感じられます。
ほうじ茶
ほうじ茶には、上林金沢茶舗の加賀棒茶®︎の茶葉が練り込まれており、お茶屋さんの店頭でお茶を焙じているような豊かな香りを楽しめます。
おいもの味わいを楽しむ「国産さつまいもタブレット」

(上段左から)むらさきほまれ、濃むらさきほまれ、紅はるかハイミルク(下段左から)濃安納芋、安納芋、紅はるか
こちらも、国産の素材を使ってトップショコラティエが生み出したこだわりのひと箱。おいも好きな方には、ぜひ手に取ってみてほしいですね。
視覚のイメージがあるからなのか、色相応の味がしてとても興味深いと感じました。おいもの種類によって差異がはっきり感じられ、舌の上でゆっくり溶かしていくと、より深く楽しめます。
紅はるか、紅はるかハイミルク
優しいふわっとしたさつまいもの香りと、ホクホク系のおいものしっとりした甘さが印象的。「おいものチョコレートといえば」というトラディショナルな味わいです。
安納芋、濃安納芋
安納芋はミルク感のあるスイートポテトのような、しっとりなめらかな味わい。濃安納芋は、より濃厚においもの味が感じられ、ふかしたおいもそのものに近い印象を受けました。
むらさきほまれ、濃むらさきほまれ
初めましてのむらさきほまれは、ほっこりした濃い甘さが感じられます。濃むらさきほまれは、タルトに絞られるペーストをいただいているような、なめらかさがあり、濃厚な香りも印象的でした。
取り扱いはメリーチョコレートオンラインショップ、全国百貨店・量販店にて
「日本茶タブレット」「国産さつまいもタブレット」は、2024年12月26日から、メリーチョコレートオンラインショップで。全国の百貨店・量販店では2025年1月から、順次発売しています。
日常にも馴染み深い、メリーチョコレートが贈るバレンタイン限定ブランドの「奏-KANADE-」。海外ブランドも数多参入していますが、今一度、国産ブランドの魅力をたっぷり堪能してみてはいかがでしょうか。