筆者・佐古道 美珠 使用ツール : iPhone16pro
筆者恒例『推しのツアー×観覧車ツアー』。今回は2005年に開催された『愛知万博(通称:愛・地球博)』跡地にある観覧車のご紹介です。

愛知県は本州最多の観覧車所有県
愛知県は13機の観覧車が県内に点在しています。13機と言うのは北海道と同率1位なのですが、本州では第一位の多さを誇ります。県の総面積から考えると『ひしめき合っている』といっても過言ではない数ですね。
愛知県に観覧車がたくさんあるのは、財政が豊かな街が多いことが理由として挙げられます。愛知県内は産業が発達していて大企業が多くあり、税収が豊か。さらに、自治体が管轄する観覧車が多いことも関係していそうです。
また、小ぶりな観覧車が市民の楽しみとして点在しているという説も。土地の起伏の少なさや気候の良さも一役買っているのだとか。
愛知県、最高ですね。そんな最高な愛知県内、筆者が訪れた2機目の観覧車がこちら!
愛・地球博記念公園、通称モリコロパーク・大観覧車

開業期間は愛・地球博開幕の2005年3月25日から閉幕の9月25日まで。愛・地球博は想定来場者数を1500万人としていましたが、実際には最終的に2200万人もの人が訪れたとのこと。
観覧車の乗車人数は、調べてみましたが不明でした。しかし多くの人々の目に触れ、万博を盛り上げるのに一役買ったことでしょうね。そうあってほしい。
万博の閉幕後に一旦閉園しましたが、2006年7月から営業を再開し、今に至ります。
見た目がもろタイプの観覧車

全高は88m。鉄骨の数がいいですね。青空と森と観覧車。無機質と自然の融合はいつでも筆者の心とシャッターを切る手をざわつかせます。
バッテンになっている鉄骨の模様が可愛くて、何度も見上げては写真を撮ってしまいます。

なんとこの88mというのは愛知県内ではなく『東海地域最大級』なんだとか!!!! これは熱い!!!!
さらに全国でみても全国6位の大きさ! 上位5位は100m級の観覧車なので、100m以下では第1位。輝かしいですね。この眩しさ、太陽のせいではないです。

カラフルなゴンドラは七色。……あれ? この感じ、どこかで見たことがありますね?
この観覧車、なんだか既視感……?

強固な鉄骨、がっしりとした二重のリング。これは。
愛知県の観覧車13機中、12機は泉陽工業製
そう、こちらは2024年5月にご紹介した愛知県内観覧車を先陣を切ってご紹介した【名古屋シートレインランド】の観覧車です。
高さは85mとモリコロパークの観覧車より少し低いものの、見た目がそっくり。
それもそのはず。こちらの観覧車も筆者大好き「泉陽工業製」の観覧車なのです! 『双子』ではありませんが、見た目のそっくりさは血のつながりを感じます。
かといって、泉陽工業製がすべて似ているわけではありません。それは今後ゆっくり、じっくりご紹介していきますね。
嬉しいホスピタリティの数々
ゴンドラは48基で、1基6人乗り。1周約20分。ゴンドラ内は冷房完備です。

中にはラッピングゴンドラや、ペット(※抱っこできるサイズ)と一緒に乗れるゴンドラもあります。
車椅子のまま乗車もできますので、いろんな方が楽しめる観覧車ですね。

リニモの下車駅は『公園西』がおすすめ
リニモの停車駅は、地下鉄東山線・藤が丘駅から向かうと『公園西駅→愛・地球博記念公園駅』の順ですが、観覧車に会いに行く際は『公園西』駅のほうが近いです。
下車してすぐ観覧車が目に飛び込んでくるので、迷うことはありませんが、なだらかに長い坂道を登るので歩きやすい靴が◎。
もちろん愛・地球博記念公園駅から展示物や花を楽しんだり、スガキヤを食べてから観覧車へ辿り着くコースもありです。
次回、約1年ぶり。『フッ軽友人との恐怖の約20分間空の旅』のお届けです。
【営業時間】
土/日/祝/春・夏・冬休み/ゴールデンウィーク9:00〜17:00
平日(休館日除く) 10:00〜17:00
【料金】
1人600円(3歳以上)
※手帳の提示で障害者本人と付添1名の利用料金が半額(300円)となります。
※「ジブリパークエリアチケット」提示で1名600円→400円
※HISクーポン・JAF会員証提示でより1名600円→500円
【グループでお得なワンゴンドラ券】
5名様・・・2800円
6名様・・・3000円
【定休日】
月曜日(祝日の場合は翌日定休日)※12/29~1/1は閉館