推しのライブの合間。友人に付き合ってもらい2日間で3つを回る【大阪観覧車ツアー】を決行しました。
これまで観覧車や鉄骨の魅力を語ってきた筆者ですが、なんと今回は、自ら『乗りたい』と友人に伝え、予定の中に組み込みました!
vol.2の今回はついに乗車! 楽しみしかないまま乗り込んだ内部から空の旅をご紹介します!
ついに順番が! 乗り込むと水平回転するゴンドラ
「どうぞー!」
と声をかけられゆっくりと動くゴンドラへ乗り込みます。中は広々とした4人がけ。乗り込むとスタッフさんがスマホで撮影をしてくれるサービスが!
この後は安全バー(!?)が降ろされ、スタッフさんに見送られながらゴンドラは水平回転を開始……!!!
友人&筆者「わぁ!! すごい!!」
思わず笑い声がでる楽しさです。
高所恐怖症の戦友よ。自分を過信してはいけない。楽しい時間はここまでだ
ゴンドラは完全に前を向きじわじわと高度をあげていきます。道頓堀川が眼下に広がり……まあまあ高いです。
全高は77.4m。プラットホームが10.5mなので、頂上は90m近い……いやでもまだなんとか、大丈夫。
しかしゆっくりと上昇しながらレールから時折『ガタッ!』『ガッ!』という不穏な音が……地面との距離が開くに比例し、筆者の頭の中は完全に悪い妄想でいっぱいになります。
1周は約15分。その知識はもちろんあります。あるゆえに、まだ始まったばかりの事実に愕然としました。なんということをしてしまったのか。
足元がガタガタと震え始め、頂上に差し掛かる頃には、目を開けていられません。
でも……写真は撮りたい! せっかく乗ったのだから、撮りたい! 何が映るかわからないけど、とりあえずシャッター!!
観覧車は【見て楽しむもの】だと、完全に理解した瞬間
頂上についたらさすがに目を開けましたが、このまま落ちるのではないかと汗がじんわり体から吹き出します。
あべのハルカスが嘲笑うかのように堂々たる立ち姿を見せてくれます。それも正直、薄目でしか見れません。通天閣も見えるらしいですが、探す元気はありません。これを読んでる皆様におかれましては画像を拡大して探してみてください。
未だに『ガッッ』『ギギッ!』という音が時折なる中、垂直に降下。
薬のダイコクが近くなり、生きて帰ってこれたことを実感します。
高度が下がってようやく冷静さを取り戻した筆者は、カメラを差し出し、ゴンドラ内から別のゴンドラを撮影。
せり出した窓が映り、ゴンドラがいかに広いかわかると思います。
脱出!!! ありがとうさようならえべっさん!!(早口)
出口に到着し、逃げるようにゴンドラから降ります。大地を踏みしめた足の裏が喜んでいました。
発した言葉の9割は『無理・高い・怖い』
友人は『楽しい!』と言っていましたが筆者には楽しむ余裕はなく。
友人の動画を見てみてみると、9割は恐怖に慄く言動でした。
乗ると見るでは高さの感覚の違いがありますね。実に8年ぶりに観覧車へ乗車した者からの感想です。
気を取り直して撮影タイム!
次回、外観の徹底撮影&恐怖のポイントの解説もします!
【乗車時間】15分/周
【料金】600円/人
【営業時間】14:00-20:00(最終乗車時間19:30)
【定休日】毎週火・金曜(天気や状況、緊急メンテナンスがあることも)