三寒四温の候、いかがお過ごしでしょうか。暖かくなったり雪が降ったりと慌ただしいですが、世田谷区・豪徳寺のクレープリーカフェ「EQUALLY(イクアリー)」には、軽やかな春を感じる桜のクレープが登場しています。
六本木で営業していた頃からの春の定番クレープをブラッシュアップして、今年で4回目の桜の季節を迎えました。
今年のイクアリーの桜は「和」ですよ。桜もちはお好きですか?
旬のいちごと春の和菓子

京都宇治抹茶を練り込んだ香り高い鶯色の生地に、桜色がのった和の彩り。サーブされた時点で、桜が香ります。穏やかで優雅。
キラキラのフレッシュ苺がさらなる華やかさを添えます。桜バニラシャンティもふんわり軽やかに桜が香り、ずっと食べていたい……なんでなくなってしまうの……という気持ちに。
中でもひときわ目を引くのが、桜葉と桜チュイユダンテル。桜葉は乾燥焼きにしていてパリパリ。チュイユダンテルも、レース状のチュイユなのでこちらもパリパリの食感。どちらとも、桜の香りに塩味がしっかり付いています。
一旦外して、好みのタイミングで少しずつ割ってのせて、塩みを足しながら楽しんでみてください、とおすすめいただいたので、仰せのままに。
それから桜の花。じんわりと旨みがあって美味しいので、ぜひ召し上がってくださいね。桜バニラシャンティとの相性、抜群です。すごく好き。
和を際立たせる求肥や苺さくら餡

今年は和に振り切ったそうで、中のパーツもとっても和です。
甘さと塩味でちょっと忙しかったところを、すっと和らげてくれるのが緑茶のジュレ。序盤と終盤に配置されているのも、計算されているなぁと感じます。
また、ふと「洋なのに?」と思ってしまう、苺さくらあん。こちらはとても可愛らしい春の香りがして、日本の春だねぇ、という印象です。暖かい日にテラスでいただくのも美味しそう。
抹茶テリーヌショコラで濃厚に抹茶が香ります。すごい抹茶! 序盤で一旦外した桜葉、ここですごく生きます。桜の香りと抹茶の相性の良さを噛み締める相乗効果が感じられました。
その抹茶の後あとに待ち構えていたのが、情報が出たときからずっと気になっていた、苺と桜花の梅昆布茶マリネ 。これは終盤に配置されていることに強い納得感がありました。
フレッシュ苺の鮮やかさとはまた違った、やわらかな印象のみずみずしさがあり『クレープ・サクラ・プランタン』の食後感を、穏やかで満ち足りたものにしてくれるように感じました。
ランチからの流れで白ワインと

ぶどうの果実味じんわりと楽しめる『パ ド ラ コリーヌ ブラン』は、フランスのボルドー産。こちらはクレープではなく、先にいただいたお食事に合わせて選んだものです。(別途ご紹介します)
ちなみに「クレープに合わせるなら何が……」と伺ったら『さくら抹茶ラテ』をおすすめしてくださいました。
抹茶と桜の味わいのクレープとの相性が考えられているとのこと。ホットとアイス、どちらも対応しているので、肌寒くても暖かくても楽しめますね。
提供は都内で桜が楽しめる頃まで?
『クレープ・サクラ・プランタン』の提供は、苺の旬との兼ね合いもあり、4月上旬頃までの見込みだそう。もうひと月くらいは楽しめそうです。
少しずつ暖かくなっていくであろう3月。イクアリーで春の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
『EQUALLY』
〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1-46-15豪徳寺レーベル2階
・小田急小田原線 豪徳寺駅 徒歩2分
・東急世田谷線 山下駅 徒歩2分
豪徳寺駅の改札を出て、右手の商店街を道なりに進むと左手に見える、コンクリート造りのグレーの建物の2階です。
定休日:火曜日
営業時間:月・水〜金曜日 8:30 ~ 18:00
土・日曜日 8:30~19:00
支払方法:キャッシュレス決済のみ
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