美術展を鑑賞したあとは、そこから繋がるミュージアムショップもぜひじっくり見たいところ。実際に目にしてきた作品が、現実世界に持ち出せるグッズになっています。
心踊るあの作品も、じんわりと胸に残るあの作品も、さまざまな形で販売されています。せっかくだから鑑賞して感動してきたテンションに任せて、バサバサと購入するのも楽しいもの。
注目の商品や、実際に購入した商品についてご紹介します。今回は比較的冷静な判断ができたと思っているのですが、どうでしょう……?
大充実のオリジナルグッズには、なんとブラインド商品も登場!
展示室を抜けた先にある特設ショップ。さまざまなグッズが展開されており、ポストカードやクリアファイルなどの文具、マグカップやプレート、Tシャツやバッグなどのアパレルも充実。
アクセサリーやPCケースなどもあり、身につけるマティス、日常を彩るマティス、といった風。こうして見ていると、美術って日常と遠くないところにあるんだな、と感じられます。
出口横のカプセルトイ3種は見逃せない!
ひととおりぐるっとお買い物をした先に、カプセルトイが3種6台並んでいます。筐体が白で、あまりにも場に溶け込んでいるので、危うく見落とすところでした。
1回400円のガチャガチャ。大人の遊びです。
400円とはなかなか小銭いるな、作らなきゃかな……と思ったものの、ちゃんと両替機も設置されていました。行き届いている。
ぼんやりと、これが出たらいいなーと思っていた缶バッジが出て満足! アクリルキーホルダーは、コレクションもJAZZも、自分では選ばないタイプのものが。これもまたカプセルトイの醍醐味。
思いがけず手にしたことで愛着が湧き、作品にも興味を持ついいきっかけになりました。
厳選して購入したグッズはこちら
毎度お馴染みの公式図録
何度だって言いますが、なんでもいいから公式図録は買うべしです。もうね、ほんとになんでもいいんですよ。とりあえず図録があれば全てが賄える、くらいの気持ちでいます。
展示されている作品の写真はもちろん、作品にまつわる知識や時代背景などをギュッとまとめてくれているので、読み物としても興味深い内容。美術を体系的に学んだことのない筆者のような人には、多くの学びをもたらしてくれるのが公式図録のいいところです。
ポストカードとポストカードファイル
ポストカードファイルは、美術文芸雑誌『ヴェルヴ』第2巻の表紙作品。何度もマティス特集が組まれていた雑誌の表紙のデザインを採用しているのもまた粋ですね。ポストカードもいよいよ飾りきれなくなってきてファイルを探していました。なんてちょうどいい!
ポストカードは気に入った作品をコンパクトに持ち帰るのにぴったり。飾りきれなくなってきたとて、ついつい枚数を買ってしまいがち。ロザリオ大聖堂(下段中央)なんてもう、床に映った色が美しすぎません?
JAZZシリーズのブックマーカー
切り紙絵をグッと好きになったきっかけである『JAZZ』。鋭意読み込み中のテキストがあるため、これ挟まってたらやる気出るでしょ! と思い購入しました。色合いもとても気に入っています。
よくある金属製のものだと1200円くらいするのですが、こちらは税込440円。手に取りやすいお値段なのも嬉しいところです。
まさかこんなところでブラインド商品に出会うとは……!の、ブラインドポーチ
ブラインドポーチは、その名のとおりブラインド商品。中身の見えないパッケージに、画像の5種のうちどれかが入っているというもの。
ちょっとしたおやつや、ウェットティッシュと手拭き用のペーパータオルなどをまとめて入れられるサイズ感のフラットポーチです。
泣く泣く諦めたグッズもまだまだあるんです!
Tシャツも買おうと考えていたのですが、襟元が筆者にはちょっと詰まっているかなぁと思い断念。ブルー・ヌードのプリントが可愛かったので、着られる形の方はぜひです。可愛い。
3月上旬、某おしゃれセレクトショップでブルー・ヌードのプリントTシャツを見かけて、あらあらやっぱりおしゃれ枠ですよね、と思ったりもしたものです。
他にもマグカップやプレートなど、シンプルに切り紙絵がプリントされた、スッキリとおしゃれなデザインのものがたくさん。新生活を始められて「これから好きなものを揃えるぞ!」なんて人にはこちらもおすすめしたいです。
鮮やかでおしゃれなグッズがたくさん並ぶ、特設ショップ。せっかくですから素通りせずに、展示の続きかのように楽しんでみてください。