前回は2回に分けて寺社へのお宮参りについてご紹介しました。
今回は『赤ちゃんのお宮参り撮影は今(しかない)でしょう!』を5回に分けてご紹介です。
※金額は㈱スタジオアリスを参考にしています。
お宮参りは、家族の最初の記念日。だからこそ家族で意見のすり合わせを!
筆者は新卒から写真館で働き、たくさんのお宮参りの記念に携わってきました。
当事者となって初めて理解しましたが、産後の母、めちゃくちゃ過酷です。
寝不足、抜け毛、肌荒れ(※個人差あり)等のトラブルの中、お宮参りの寺社を決め、お食事会の段取りを考え、写真館を予約し、その間もちろん日常生活があり、心身ともにボロボロの状態で来店されていたことを、自分が出産してから初めて知りました。
そんな中、撮影パターンや、抱っこは誰がするのか、予算はいくらか、等……認識の違いから、撮影スタジオで突然始まる夫婦喧嘩を何度も見てきました。
それは赤ちゃんを大切に思う気持ちからくるものかと思いますが、ぜひ今回を機会にご家族全員でお宮参り(その他)の記念に関わってもらいたいと願う筆者です。
赤ちゃんのお宮参り記念撮影について
撮影時期はいつくらいにしたらいい?
寺社へのお宮参りと共に撮影する方が多いので、天候・気候によりますがやはり生後1ヶ月〜1ヶ月半の撮影が非常に多かったです。
お宮参り撮影のおすすめ理由3選
中には3ヶ月〜5ヶ月頃に行う【百日記念】と併せて撮影される方も居ましたが、筆者は強くお宮参りの撮影を勧めます。
理由①ふにゃふにゃ・ほにゃほにゃの赤ちゃん時代は短く尊い
どんな事象にも『巻き戻し』はないですが、30代の今日と1ヶ月後ではさしたる変化はありません。
しかし!
新生児の1ヶ月といったら! この尊い時期を逃さないで!
理由②お宮参りの記念と、百日記念は別の記念なのでぜひそれぞれを楽しんでいただきたい
月齢が近い2つの記念ですが、それぞれでこめる思いが違います。
また、着用できる衣装も違うのでぜひ1ヶ月頃にお宮参り記念を、3-5ヶ月頃に百日記念を楽しんでください♪
理由③お宮参り撮影時の小さいイスから赤ちゃんが、はみ出すことも……
生後一ヶ月の赤ちゃんは首や腰が据わっていないので、首を支えるため+身八つ口(みやつぐち)から手が出ないようにベルトで固定できるイスがあります。それにより身八つ口から手が出ずきれいに撮影ができます。
それが例えば生後5ヶ月程になると手足に力がついてきて、そのベルトを嫌がるお子様も増えてきます。そんな事情もあり、せめて生後2ヶ月くらいまでがおすすめです。
以上が『お宮参りの撮影時期はいつくらい?』のご紹介でした。次回は『生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴は?』のご紹介です。