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【紙とペンだけ!】アタマの中を文字情報に!『やりたいことリスト』のススメ#1

日々のスケジュールやタスク、行きたいところ、やりたいことなどが、アタマの中をぐるぐるしては消えていき、忘れた頃に思い出す。そんなことを繰り返しているうちに、時間は砂のようにサラサラと流れていくもの。

驚くなかれ、30歳を過ぎると、時間はボブスレーのような速度で、加速しながら過ぎていきます。

「ずっとやりたかったのに気がついたら10年経ってた!」なんて事態を避けるためにも、『やりたいことリスト』を作ってみるのがオススメです。

まずは『やりたいことリスト』とはどんなものか、作ると得られるメリットをご紹介します。

考えていることを可視化するツールが『やりたいことリスト』

ジブン手帳の「今年やりたい100のリスト」。最終的にこういう形にするのもアリ。

『やりたいことリスト』は、アタマの中にあることを書き出してリスト化し、見えるようにしておくことで実現の可能性を高めるツールです。手帳活用がお好きな方は耳にする機会も多いでしょう。

人間の脳のリソースは限られているので、常に全てのことを考えているのは難しいもの。せっかく思いついても、見えないままにしておいたら薄れて消えてしまいます。

思いつくということは興味があるということ。せっかく興味を持ったことを見過ごしてしまうのはもったいないですよね。

日常に追われて流れていってしまいがちなやりたいことも、リストにしておけばすぐに思い出すことができます。

自分のアタマの中を、整理された文字情報としてインプットできる!

カフェでちょっとだけまとまった時間をとって、じっくり向き合ってみるのも。

アタマの中にぼんやり浮かんでいたことを、はっきりと輪郭を持った情報に変えることができるのが『やりたいことリスト』。

雑誌や新聞、ウェブメディアはもちろん、Twitter(現X)やメッセージアプリなど、文字で情報を得る機会は、今も昔も多くありますね。

電話を受けてメモを残すとか、言った言わないの水掛け論を防ぐためにメールで文面に残すとか、文字情報は人の記憶の危うさに対するリスクヘッジの役割も果たしているといえます。

『やりたいことリスト』は、パーソナルな文字情報。リスト化することで“考え”を“情報”に変換できます。

この情報をもとに、実現するために必要な行動が検討でき、やりたいことができる可能性が高まります。

やりたいことがわからない時は、やりたくないことを回避する方法を考えるのもアリ

多忙な日々に追われ、自分の好きなことがわからなくなってしまったという話も耳にします。

やりたいことよりも、やりたくないことのほうがスルスル出てくるケースもあるでしょう。

だったらいっそ、やりたくないことを書き出して、どうしたらやらなくていいかを考えるのもアリ。

例えば「献立を考えるのが面倒 → 週3日はミールキットを使う」「無意にSNSを見てしまう → 明確な休憩時間を設定する」など、やりたくないことの向こうにやりたいことが潜んでいるのは、意外とあることです。

「自分のやりたいこともわからないなんて……」と気を落とす前に、ぼんやり持っている不満を書き出してみると、本音が見えてアタマも気持ちも整理できます。

まずはアタマの中を書き出してみよう!

この書籍はちょっと向きが違うけど、『やりたいことリスト』に限らず、書き出すことは有用、ということです。

まずは思いついたことを箇条書きにするところから始めましょう。

誰かに見せるためではなく、ただ自分が見るためのもの。思いつくままに全部書いていくと、自分の考えていることが見えてきます。『やりたいことリスト』の下書きだと思って、ザーッと書き出してみましょう。

次回#2では、リスト化のコツをご紹介します。ご興味を持っていただけたら、脳内をザクザク書き出してみておいてください。

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