驚異的に暑い夏。猛烈な勢いで乾ていく喉を潤す、最高のビールを見つけたい! 日々クラフトビールを愛飲している筆者が、この夏に飲みたい1本をご紹介します。
今回取り上げるのは『小樽麦酒』のピルスナー。この夏の最適解ともいえる“キリッ喉越しッ最高ッ”なビールです。
『小樽麦酒』オーガニックピルスナー
ビールを初めて飲んだときのこと、覚えていますか?
グラスやジョッキからピチピチ弾ける泡、透き通った金色の液体に口をつけて最初の感想は…恐らく「苦い」だったはず。
長年、日本のビール売上ランキングで1位を取り続けている絶対王者・アサヒスーパードライを筆頭に「苦い」「辛口」「ドライ」なテイストが主流である以上、当たり前で自然な反応ともいえます。
今回ご紹介するのは、初めてビールを飲んだ時の「苦い!」を思い出させてくれる、キリッと爽やかな苦みが美味しい『小樽麦酒』のオーガニックピルスナーです。
ノスタルジーを感じる 苦いビール
ピルスナーといえば、キリッと爽やかな喉越しとスッキリとした苦味が特徴ですが、この『小樽麦酒』のピルスナーもまさに王道的ピルスナーな味わい。ひとことで言い表すならばザ・ノスタルジック。レトロで昭和チックなデザインのパッケージもしっくりくる、昔ながらのビールを思い起こさせるテイストです。
ひとくち目から「キリッと苦い!」が際立つ飲み口で、かといって舌に残るわけでもなく後味はあくまでスッキリ。アルコール度数も5.0%と低めで、ゴクッゴクッと喉を鳴らして豪快に飲みたくなります。
味わいはノスタルジックな一方で、製法の気遣いとしては現代的。原材料にはオーガニックモルツを使用しているとのことで、クラフトビールだからこそのこだわりを感じられて◎。
飲み口爽やか 夏の1本!
エール系のビールに比べて、飲みやすさがウリのピルスナー。見た目同様の爽やかなテイストは、暑い日差しを乗り越えてカラカラになった喉のご褒美にぴったりです。
さらに、クセが無いのでどんな食事にも合わせやすい点もいいところ。夏バテ防止に食べたい鰻やガツンとお肉のバーベキュー等、夏を乗り越えるための食事に合わせたいビールです。