美味しいビールを求めて日々奔走。根っからのお酒好き・クラフトビールを愛して止まない筆者が、おすすめのビールを紹介していきます。
今回取り上げるのは『KALDI』の「北海道余市フルーツビール 洋ナシラガー」。ビール嫌いのひとこそ、一度飲んでみて欲しい! 飲みやすさニジュウマルのフルーツビールです。
『KALDI』北海道余市フルーツビール 洋ナシラガー
『KALDI』のオリジナルビールが熱い!
…と、声を大にして言いたい。
面白い食品、珍しい輸入品などなど、ちょっとした非日常を教えてくれる店『KALDI』。“行けばなんかある”を合言葉に、筆者も週に1度は訪れています。
『KALDI』といえば、これまでに「シチリアンレモンサワー」や「シチリアンブラッドオレンジサワー」、そしてフルーツビールの「STRAWBERRY LAGER」などを紹介してきました。
一般的な酒造メーカーの商品に差をつける、ナイスなチョイスが筆者のツボ。シチリアンブラッドオレンジサワーは何度もリピート買いしたほどのお気に入りです。
今回ピックアップしたのは「北海道余市フルーツビール 洋ナシラガー」。“北のフルーツ王国”の異名をとる、北海道余市産の洋ナシを使用したフルーツビールです。
上品に香る 洋ナシビール
洋ナシのお酒といえば、スパークリングワインの「ポワール」が有名ですよね。甘口のワインで飲みやすく、筆者も大好きなお酒のひとつです。
このビールも香りはポワールにも似ていますが、テイストはもう少し甘さ抑えめ。洋ナシの味はしっかり、でも甘ったるくもありません。ホップの苦味はほとんど感じられず、ビールとスパークリングワインとチューハイの、良いとこどりをした感じ。
さっぱりしていてかなり飲みやすいフルーツビールです。
使用してある洋ナシは“ブランデーワイン種”との但し書きが。こちらはブランデーに加工する専用の洋ナシなのかと思いきや「ブランデーワイン=Brandy Wine」という名前の品種があるとのこと。
北海道で生産されているのも納得、ブランデーワインは寒さに強い品種で、収穫時期も短く市場に出回ることは稀だそうです。
そんな希少な洋ナシを使ったビールのアルコール度数は5.0%、ビールタイプは発泡酒に分類されます。発泡酒と聞くとチープなイメージがあるかもしれませんが、“麦芽使用比率が50%未満のものを発泡酒と表記する”決まりがあるため。
こういったフルーツビールなどは、こだわり云々に関係なく原材料の比率で発泡酒に分類されてしまうのです。
氷を入れて チューハイ風にも◎
甘くないフルーツビールですが、氷を入れてチューハイ風に飲むのもオススメ。氷を入れたからといって薄まってしまうことはなく、むしろキリッと冷えて旨味が増す気もします。
ビールを飲まない、チューハイ・カクテル派の人は是非氷入りでトライしてみて!