それぞれの値段は、筆者宅近隣の小売店での販売価格です。店舗により価格が異なる場合があります。
知育菓子®というとどうしても子ども向けのイメージがあるでしょう。だからといって侮るなかれ。大人だって真剣に取り組めば、しっかり楽しめます。
前回の高難易度に続き、クラシエ株式会社にご協力いただき、お水だけでできる、難易度低めの知育菓子®で遊んでみました。
難易度2:食感もおもしろい『つかめる実験!ふしぎ玉』
“実験”とか“ふしぎ”というワードに弱い筆者。なにそれやってみたい! で、やってみました。
玉のもと4種、ジュースのもと、それぞれを作るためのトレーが入っています。
初手も初手でめちゃくちゃ悩んだのが、作る「玉」の色を決めるところ。
4種の粉で3パターンの提案があり、好みの色、好みの味の「玉」を作れます。
悩みに悩んで、マスカット味とぶどう味の差はどんなものかしら? ということで、黄色パターンでいきます。
スプーンにジュースをすくい、玉のもとを注ぎます。画像よりもう少したくさん入れてもよさそう。
ジュースにスプーンを入れて、「玉」が浸ったら、クルンとひっくり返し、ジュースの中に沈めます。
全量作り切るとこんな感じに。日和って小さめにしてしまったものもあり、結構な数できました。
この状態で5分ほど待ちます。外側の表面がある程度厚くなる時間でしょうかね。大きめのものは長めに入れておくといいそうです。
『つかめる実験』とのことなので、早速つまんでみたら、持てた! すごい! 持った感じは、こんにゃくゼリーのような弾力です。面白い!
食べてみると、外側にできた膜がプチッと弾け、中からジュワッとぶどう味の液体があふれてきます。大きめのほうが、ジュワッと感たっぷりで楽しい!
お味はというと、紫はグレープ味の飴のようなギュッとした甘いぶどう味。黄色は少し酸味のあるさわやかなマスカット味に感じました。
これは無心で玉づくりができて、なかなか楽しいですね。無になりたいときにもおすすめです。
難易度3:『ぷるるん宝石ゼリー』は可愛いオプション付き
こちらは電子レンジを使用します。使用時間は10秒で、少し温まる程度。小さなお子さんが遊ぶ際には大人がついていてあげたほうが安心です。
商品の中身はこちらも、ゼリーのもとと宝石の色のもと4色。トレーにスポイトが付いています。
ゼリーのもとは、お水で溶かしてレンジでチン。とろみがついたなめらかな状態で出てきます。
お気づきかもしれませんが、色を作るトレーは1つだけ。表面にメインで出したい色から作り始めるのがおすすめです。
ちなみに、色のもととゼリーのもとを混ぜた段階で、ゆったりとかたまり始めるため、手早くスポイトで吸い上げて、型に流していきます。
スピードが求められる……これは迷いなくサクサク進める必要があるという点で、優柔不断の筆者には難易度が上がるポイントだと感じました。
4色流し込みました。気泡が入ってしまい、悔しいところではありますが、なかなかではないでしょうか。
マーブルにしたり、中に色を入れたりしたいときは、スポイトを奥まで入れて注入します。
できた〜! 貝の形のが、意外と綺麗にできて気に入りました。
指輪にできる台紙が付いています。可愛い! お子さまのサイズの小さなサイズ設計になっていますが、2段階で大きさを調整できます。
出来上がった好みのゼリーを指に光らせてみるのもいいですね。せっかくですからね。
難易度2:大人の味わいでイチオシ!!『大人のねるねるねるね りんごのカラメリゼ味』
開封直後、懐かしさに頭を抱えたのが、2024年9月に新発売となった、『大人のねるねるねるね りんごのカラメリゼ味』。
“大人も楽しんでいい。”というコピーのとおり、ちゃんと大人向けです。
作業自体はこれまでのねるねるねるねと同じなのですが、香りがよくて。1の粉を水で溶かし、そこに2の粉を入れて混ぜると、甘酸っぱいりんごの香りがコクのあるやわらかい香りに変化。
そこにカラメリゼパウダーをかけて、付属のスプーン1杯分のお水を全体にかけます。
1分ほどで表面が固まり、パリパリのブリュレの表面が出来上がり。
バターソースってどう? と思っていたのですが、こちらもリッチなコクのある、バターキャンディーのような風味のソースに。
見て! 表面がちゃんと固まって、サクッと割れます。テンション上がる!
そのままいただくと、甘酸っぱ香ばしいカラメリゼしたりんごの風味。バターソースをつけると、コクのある「これぞ大人」という味わいに。
知育菓子®としては相当美味しくて、ちょっと笑いが出てしまうほど。これは楽しい! 《懐かしさ×美味しさ》で、ちゃんと『大人のねるねるねるね』でした。
低予算で楽しめる知育菓子®は、かつて子どもだった大人にもぴったり
大人の楽しみって、どうしてもお金がかかることが多いですよね。「大人ってもう子どもみたいには遊べないのかな?」なんて思うこともあるでしょう。
そんなときは《子どもの遊び》と思っていることを本気でしてみるのがおすすめ。
今の大人が子どもだった頃より、格段に進化している今の知育菓子®。懐かしさを感じながら、楽しんでみてはいかがでしょうか。