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【1000円】鉄骨のカルテットを見せる、三代目・純白観覧車〜vol.1 3代目までの道のり

筆者・佐古道美珠の使用ツール スマートフォン : iphone13pro

もはや【ついで】といわず、【推しのツアー×地方=観覧車ツアー】の方程式が成立している最近の筆者。

推しのツアー・大阪公演の翌朝に、今回も観覧車を『見に・萌えに・撮りに』やってまいりました。

【エキスポシティ・オオサカホイール】

実はここ、2023年に訪れた太陽の塔のすぐ近くにあります。

それもそのはず。このオオサカホイールは【エキスポ’70からの3代目の観覧車】なのです。

万博の成功に欠かせないもの。それは『遊園地』

日本万国博覧会・エキスポ’70といえば、1851年から始まった万博の歴代第2位の来場者数(6400万人)を記録した、アジア初の万博です。

この万博内にできた遊園地こそ、今でも聞き覚えのある方は多いと思いますが『エキスポランド』なのです。

このエキスポランドには、1970年3月13日〜9月13日の183日間の会期中、約2600万人が訪れたといわれています。1日あたり約14万人が訪れたとあれば《大成功の秘訣》と言われるのも納得です。

3代目までの道のりがこちら

1970-1986年【ワンダーホイール】

こちらがいちばん初めにできた観覧車です。高さは約40mと、やはり現代とは大きさが異なりだいぶ小ぶりな印象。ゴンドラの数は24基。一周に何分かかったかは不明。

ポップな色合いと、太陽を模したような見た目がお客様の『乗りたい(撮りたい)』をそそります。

1986-2009年【テクノスター】

1985年、つくば市で行われた『国際科学技術博覧会エキスポ’85』で設置された【テクノコスモ】は会期終了後、大阪のエキスポランドへ移設。そこで名前も変わり市民を楽しませていました。そして2009年、エキスポランドの閉園とともに解体されました。 

大きさはエキスポ’85にちなんで85m。今でも80m級の観覧車は多くありますが、時代を感じるところではあります。 

こぼれ話

万博のパビリオンは基本的に入場料以外をもらわない規定がありました。にもかかわらず、こちらの観覧車は『宇宙食と記念メダル』をつけて800円の乗車料をもらっていたのだそう。【観覧車での飲食】の先駆けですね。

2016年-【オオサカホイール】

そして現在の観覧車へ。エキスポシティのシンボルとして君臨したこちらの観覧車。

全高は123m!

最高すぎる

120m級は2024年11月現在、国内最大です。

2024年8月、惜しまれつつ閉鎖した、マリノアシティ福岡にあった『スカイドリームフクオカ』が、実は日本初の全高120mを超える観覧車でした。しかしこちらは前述の通りすでに閉鎖。観覧車は台湾へと移設されたそうです。

オオサカホイール、120m級を独走中!

次回、乗るのか? 乗らぬのか? 日本一の観覧車の楽しみ方のご紹介です!

【オオサカホイール】
【料金】(通常ゴンドラ)1000円/人
☆誕生日当日は無料☆
(イベントゴンドラ) HPにてご確認ください
【乗車時間】18分/周

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佐古道 美珠

好きなものにはまっしぐらの元スタジオカメラマン。雑学と音楽と鉄骨と写真と子供達を愛するワーママです。忙しいぐらいが性に合う生粋の馬車馬体質。時々着物を着てお出かけします♪

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