前回は『七五三の撮影』に特化してお話しました。
今回は『七五三のお宮参りについて』3回に分けてご紹介します!
vol.1では【七五三のお宮参りとは? 時期はいつ行けばいい?】のご紹介です!
※金額設定は㈱スタジオアリスを参考にしています
七五三のお宮参とは?
産まれた土地の神様、産土神(うぶすながみ)にここまで健康に育ったことのご報告と、これからの成長の祈願をすることが、七五三でのお宮参りです。
生まれた土地でなくとも、現在の住まいの近くや、縁のある寺社、また規模が大きい寺社を選ぶ方もいます。
我が家も長女が小さいうちに居住地が変わったので、3歳の七五三はお寺へ、7歳の七五三は神社へ、と、別の場所へ行きました。
お宮参りの時期はいつくらい?
平安時代からの慣習を引き継ぎつつ、江戸時代には【11月15日】が七五三の日と制定されました。
七五三の日と言っても11月15日が土日に当たる年は少なく、11月15日までの土日祝日に予定される方が多くいました。
働いていた時の印象では……
4月〜8月にお宮参りに行く方は、10数年の勤務の中でもほとんどいませんでした。
『新年度で忙しい』『梅雨』『暑い』『七五三のイメージがない』が主な理由かと推察します。
お参りの多くは『9月の三連休〜12月2週目』頃
秋の気配がしてくる9月の三連休あたりから予約が増えていくのが例年の流れでした。
10月の方が着物のレンタル価格が安いこともあり、10月の中頃から下旬はわりと地獄……いえ、可愛らしいお子様方の着付けを手伝わせていただきました。
11月にお参り希望の方は、価格や混雑状況は承知の上で【高くても、七五三の日に近いお日柄の良い日】を希望するご家庭が多かったです。
筆者が在籍していた写真館では自社着物レンタルをしていたので、朝の8:00から着付けの予約枠を設定しており、最長では14:30まで着付けをしていたこともあります。
これが【大安×11月15日に一番近い土日祝】の威力です……!
もちろん11月15日を過ぎてからのお宮参りでも問題ありません!
その後は……
11月15日を過ぎると徐々に予約が減っていき、12月2週目頃に落ち着くことが毎年のルーティンでした。
年明けに初詣と併せて七五三、なんて方もいました!
このように書くと、やはり秋が7割、冬が2割、その他の季節が1割ほどのイメージです。
近頃は年中ご祈祷してもらえる神社も増えたので、ご家族の予定と合わせて考えてみてください。
次回vol.2では【子どもも大人もお参りの時の服装はどうしたらいい?】をご紹介します!