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【ワンコイン!】見よ!大人の本気!クラシエの高難易度知育菓子®と真っ向勝負

それぞれの値段は、筆者宅近隣の小売店での販売価格です。店舗により価格が異なる場合があります。

スーパーのお菓子売り場でひときわ存在感を放つ知育菓子®。

子どもの頃は買ってもらわなければ手に入らなかった知育菓子®ですが、時は流れてもう大人。誰に咎められることもなく入手できます。大人っていいね!

今回は、クラシエ株式会社にご協力いただき、箱入りの高難易度のものを作ってみました。

知育菓子®って「クラシエ」が作ってたんだ!?

ヘアケア用品、基礎化粧品、漢方薬などのイメージが強いクラシエですが、知育菓子®もブランドとして展開しています。

ショコラティエ、ピザやさん、ハンバーガーやさんなど、目を惹くパッケージは、製造者がだいたい「クラシエ」。

失礼ながら、あまりにもなんとなく眺めており存じなかったのですが、『ねるねるねるね』もクラシエが製造しているとのこと。心の中の幼女、大はしゃぎです。

『ポッピンクッキン 憧れのショコラティエ』はもはや製菓

『ポッピンクッキン 憧れのショコラティエ』350円。

難易度5と表記されているだけあり、作業工程も多く、小さいパーツ作りも難しそう。しかも、湯煎する工程があります。

本格的な擬似ショコラティエ体験をさせようという思いと気概が感じられますね。

小袋いっぱいある……!!
チョコレートを、50℃くらいで湯煎して溶かします。
型に流したり
お水と練って生チョコ風にしたり。
イチゴムースとチョコムース。

ムースも粉をお水で練って作ります。初めは粉のザラつきが気になりますが、しっかり混ぜていくと徐々になめらかになります。

これはイチゴゼリー。オレンジゼリーも同じ手順で作ります。

ゼリーやその他も、お水を測って粉を混ぜ、型に入れていきます。ゼリーはもたつくと固まってきてしまうので、手早くまいりましょう。

しかしなにせ作業が細かい! なかなかの集中力を要するところを「おとなだからできるもん!」の気持ちで進めます。

見!! 見て!!! 筆者にもできたよ!!

見よ! 大人の本気!!! という気持ちで完成です。なかなかの仕上がりに満足。これは達成感がすごい!! お味も昔よりかなりいいように感じます。

これは余裕があったら、お子さん用と大人用を準備して、一緒に作業を進めるのも楽しそう。

こちらは娘作。なかなか可愛い。

筆者の娘はもう大人ですが、一緒に遊びました。筆者の手際や効率の悪さを指摘されるなどしつつ……大きくなったね……。

本物そっくり味?……とは??『ポッピンクッキン ハンバーガーやさん』

『ポッピンクッキン ハンバーガーやさん』350円。

こちらも難易度5の表記。お水で練ってレンジで加熱する工程があるので、これは知育菓子®という名の簡易調理体験キットです。

これは子どものときにやりたかったなぁ、と思いつつ、子どもにやりたいと言われたら結構複雑な気持ちになるな、とも感じました。

手数が半端ない。でもだから面白い!

こちらもなかなかの小袋数。
ほんのりポテトの香りがする……

ポテトのもとをお水で練るとマッシュポテトのような香りが。まとまったお芋を型にギュッとして、レンジでチンします。

フライドポテトの香りになって出てきた……!!
付属のナイフでカットすると、もうフライドポテトです。お菓子? よね?
バンズとパティは、スライスして使います。

バンズはなんとなくわかりますよね。人形焼とかベビーカステラみたいな食感に仕上がります。

パティはお肉じゃないですか。粉からお肉になるの? と思いますよね。

……なった……すごい。

チーズ難しい! しかしちゃんとチーズの香りがする。

チーズも粉とお水で。粉の段階で結構チーズの香りがしますが、こねるとしっかりチーズ風に。広げるの難しくて断念しましたが、味はチーズです。

パティ、ビジュアルもすごいよね。粉とお水よ??

そしてこれを、ケチャップのもとをお水で伸ばしたものと合わせて組み立てていきます。

ファストフードよろしく、コーラもついているので、カップに入れてお水で溶いたら出来上がり。

上出来だと思いますが、満身創痍。笑

“そっくり味”と言うだけあって、お菓子でこれはすごいね! という本物っぽさ。お菓子だと思って口に入れると「???!!」となるほどです。これはすごい。

正直なところ「これが難易度5ならショコラティエは難易度8ぐらいじゃないと納得がいかない!!」の気持ちになりました。

所要時間は?子どももひとりで遊べる?

所要時間は約1時間半。大人があーだこーだとおしゃべりしながら作って、このくらいです。集中して効率重視で作業をすれば、1時間くらいでできるかもしれません。

また、ハサミを使ったり、湯煎・冷やし固める・レンジでチンなどの工程があるため、小さいお子さんは大人がついていると安心です。

子どもの遊びと侮るなかれ

実際に作ってみて、「知育」菓子ってこういうことなのだろうなと感じました。作業工程を見て、何をするべきか考え、完成に向けて手を動かしていく。大人になっても生きる力を楽しみながら、と思うと、たまにはこういう遊びもいいのではないでしょうか。

大人になってから、子ども向けの商品で遊ぶことって、なんとなく減ってきますよね。理由がわからないまま「子ども向けだから」ということならもったいない。大人になった今だからこそ、子どもの遊びに本気で取り組むことの楽しさを味わい尽くせるように感じました。

次回はもう少し簡単に、短時間で楽しめるものを選んでご紹介します。

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