前回、過密スケジュールの事前準備をご紹介しました。
『自分の行動の所要時間の把握』と『見たい、知りたい、食べたい、行きたいのストック』と『体力と筋力』そして『予定変更を恐れない心』の準備はOKでしょうか?
いざ参らん!過密スケジュールの作り方
スケジューリングの鉄則は《逆算》

以下の画像はある日の筆者の過密スケジュールです。

ゴールは【16:00 今池駅】。
これだけは死守です。なぜならライブが始まってしまうから。
ゴールに向けて逆算します。
スタート時間は、家庭の事情や電車の時刻との兼ね合いもありますが、ある程度自由にできる場合は後回しでOK。
行きたい場所は無限にある!その中でも優先順位は忘れずに
見たいもの、行きたい場所は、好奇心がある限り無数に湧き出してきます。どれだけ増えても生きているうちにできる限り見たい。行きたい。
目指せ、全制覇! 優先順位をつけて、順にこなしていきましょう。
今回のライブ会場は愛知県。愛知県内の『行きたい』に優先順位をつけて過密スケジュールを立てました。
参考までに、筆者の優先順位は以下の順。
①堀内公園(観覧車)
②刈谷ハイウェイオアシス(観覧車)
③栄スカイボート(観覧車)
④名古屋栄三越(観覧車)
いかに効率よくゴールに近づけるか。ゲーム感覚で組み立てます
優先順位が決まったら、ゴール地点に近づきながら移動するルートを検討します。
まずは行き先の住所を確認。時刻表アプリとにらめっこして、スマートに移動できるルートを選定していきます。
過密スケジュールの旅において、時間のロスは少なければ少ないほどいいですからね!
過密スケジュールとはいえ、無理は禁物

まずはひとつ目の計画「パターンA」を立ててみます。
調べていくとどのルートを取っても、刈谷ハイウェイオアシスの滞在時間が1時間ほどに。1時間で、観覧車→トイレ→昼食は筆者には厳しい。
ということで、次回以降にまわします。
さらに、栄のスカイボートも今回は見送ります。名古屋の各ライブハウスから近く、今後も足を運ぶ機会があるはずなので!
事前準備の『見たい』『行きたい』のストックが火を吹きます
実は愛知県、本州内イチ観覧車が多いのです! 見たい観覧車はまだまだあります。
今回いちばん見たいのは、堀内公園の観覧車。堀内公園を中心に、行ける範囲の観覧車を所在地から確認します。
地図アプリありがとう。
近くて行ける範囲にある観覧車を検索。点と点を繋ぎます
堀内公園近くの観覧車は碧南市の『明石公園』に。名古屋栄三越近くの観覧車は『東山動植物園』にもあることが判明。
三越のある栄駅と『東山動植物園』の最寄り駅である東山公園駅は同じ地下鉄東山線。行きやすい。三越と東山動植物園を繋ぎます。
碧南市『明石公園』の観覧車は、今回の旅程ではアクセスが微妙なため、こちらはまたの機会に。
筆者は15:00に名古屋栄三越に必着なので!
なぜならば、名古屋栄三越の観覧車の点検稼働が【日曜・祝日15:00】
今回の目的地のひとつである名古屋栄三越の観覧車。本州内に現存する最古の観覧車で、人を乗せての稼働は2005年7月20日に終了しています。
それがなんと!【日曜・祝日15:00】に点検稼働するという情報をゲット!!
【15:00までに名古屋栄三越→観覧車→昼(軽)食→16:00今池駅】
ハマった!! 過密スケジュールの神に愛されている!!
過密観覧車の旅は3つまでか……と思った矢先に東に観覧車を発見
東に観覧車あればそこで下車しておおいに愛で
西に観覧車あれば移動距離があろうともかけつけ
南に観覧車があれば次は絶対に立ち寄ると誓い
北に喧嘩や訴訟があれば観覧車を見て落ち着けよといい
そういうものにわたしはなりたい
(※心に宮沢賢治を……)
愛知県、最東端の観覧車『のんほいパーク』
のんほいパークは静岡に近い愛知県内にあります。
品川から名古屋まで行かず、その手前で新幹線を降り、のんほいパークへ立ち寄るコース……これは……あり寄りのあり!!!
のんほいパーク→堀内公園→東山動植物園→栄三越まで、北上しながら移動。
この間に『観覧車を見る(乗る)』をします。筆者の観覧車を愛でるための所要時間は約30分です。
乗車する場合は、観覧車の場所や大きさにもよりますが+20分ほど。よって今回は、各観覧車の滞在に充てる時間は50分とします。
逆算するとスタート時間が見えてくる
観覧車の観覧/乗車時間、移動時間を計算していくと、今回の旅のスタートは【7時台に品川駅発】になりそうです。
今回、筆者は一人旅。スローガンは『無茶はしないが、無理はする』に決定です。旅にスローガンをつけるとスケジュールが愛しくなりませんか?
すべてハマってドーパミン大量放出。
『時間』『行きたい場所』そしてゴールまでの計画がぴったりとハマった結果、快感がすごい。ドーパミンがドバドバでます。
プラン変更を恐れない心の発揮ポイント
今回の過密スケジュールの余裕ポイントは『東山動植物園』。どうしてもの場合、ここはカットしてもいい心持ちで回る予定です。
観覧車はしばらく逃げませんが、ライブは定刻に開場し、定刻に始まります。素晴らしい現場ですね。KIRITOっていうんですけど。
ライブがはじめから観られないのは本末転倒。有事の際にはプラン変更を恐れない気持ちを忘れずにいきましょう。
持つべきものは「紙とペンと好奇心」!
以上、筆者の『過密スケジュール』作成の方法をご紹介しました。
ライブの日でも、なんてことないお休みの日でも、紙とペンと好奇心を持って計画すれば、どこにだって行けます。なんだってできます。
これからも筆者の過密スケジュールの旅は続きます。
そして今回ご紹介した過密スケジュールでまわる観覧車の旅も、後日ご紹介する予定です! お楽しみに!?