関東在住の筆者は『全国は無理でも、一都三県の観覧車は制覇したい』というささやかな夢を持っています。
その夢を叶えるために、千葉県野田市にある【もりのゆうえんち】の観覧車に行ってきたのでご紹介します。

もりのゆうえんちは、入園料無料の遊園地
【見て楽しむ観覧車】をおすすめするには、とてもありがたい【入園料無料】。
しかし野田市まで家族と訪れ、『見れたので満足♡』というわけにもいきません。今回はフリーパスを購入し、観覧車以外の乗り物、アトラクションも楽しみました。
フリーパス:3歳以上2500円(タイトル予算外)

泉陽興業が運営する遊園地
この【もりのゆうえんち】実は、筆者の【推し観覧車】を数多く手掛ける泉陽興業が運営しています。ということは、これはもう【推し活】。推し活は生活の一部なので、生活費として惜しみなくお金を使います。
生活のお隣にある遊園地
東武野田線•野田市駅から徒歩15分、柏I.Cから約6kmの位置にあるもりのゆうえんち。
我が家は車で訪れましたが、住宅地に突如現れる観覧車はかなり胸アツ。

遊園地や観覧車は『そのために遊びに行きます!』という場所にあるイメージですが、もりのゆうえんちは住宅地に溶け込んでいます。観覧車がなければ遊園地があると思わないかも。
この【住宅地に溶け込む】がとても良いと筆者は思いました。
観覧車は基本【特別感】のあるものだと思っていますが、こうして生活に溶け込んでいると【あって当たり前】ですよね。観覧車が生活の一部にあって当たり前なんて最高かよ……引っ越すか、野田市へ……。
もりのゆうえんち・ジャイアントホイール
駐車場に車を停め、木々の隙間を縫って観覧車を撮影します。

自然が多ければ多いほど、観覧車の無機質さが際立ち、筆者垂涎のシチュエーションです。
観覧車の前にも楽しみが
観覧車があるのは園内の一番奥。しかし小さな遊園地なので、すぐに目に飛び込こんできます。
はやる気持ちを抑えて、まずは下の子が乗りたいというメリーゴーランドから。観覧車は逃げませんからね。見守られながら乗るメリーゴーランドも最高ですよ。
園を見守る姿に圧倒される
ジャイアントホイールの竣工は1989年7月1日。

全高65m。千葉県内最大の観覧車です!
無数の鉄骨がなにかの生き物の骨格のように見えます。美しい。青空と白がまたいいですよね。

ゴンドラは40基。バリアフリー構造となっており、車椅子のまま乗り込むことが可能です。

2025年は乗って楽しむ!
2024〜25年の年またぎの頃に「訪問した観覧車にはなるべく乗車する」と決意表明をしました。乗ります。
4人家族になって初めての乗車です。
強風の日に乗車した結果
惨敗
めちゃくちゃ揺れました。風が強い日でしたので。ええ。
騒ぐ筆者に家族から『うるさい』『黙ろう』『目あけて』と代わる代わる声をかけられます。しかしそんな余裕があるわけもなく。
いつもの如く、薄目で撮影したのがこちら。

晴れていれば富士山まで見えるそうです。晴れていましたが、当然未確認です。

揺れたけれど乗れてよかった!見れてよかった!来てよかった!
入園料はなく、乗り物はフリーパス、もしくは都度のチケット購入で楽しめます。
地域に根ざした遊園地で、地域の人がふらりと訪れられる場所なのでしょうね。
園内にフードコートなどはないため、道を挟んで向かいにある、イオンノア店などを利用するのがよさそう。
乗り物は小さな子も安心して楽しめるものが多く、我が家の小学校高学年にはやや物足りなさもあったかなという印象です。

画像右下のスーパースイングは、高速回転しながら上下に振り出されるという、浮遊型の絶叫マシンに近いもの。
遊具の性質上、小学生未満(120cm以下)の利用は不可。我が子含め、刺激を求める小学生たちがエンドレスで乗っていました。
上の子は小学生とはいえもう高学年。年々忙しくなる子どもたちを連れての訪問は、これが最後かもしれません。
大きなテーマパークもいいけれど、地域密着型、日常溶け込み型の遊園地にも味わいがありますよね。もりのゆうえんちにも、観覧車を含め、じんわりと愛せる風景がありました。
もりのゆうえんち
【営業時間】
平日 11:00〜17:00、土・日・祝日 10:30〜17:00
【 定休日】
水曜(春、夏休み、ゴールデンウィーク期間、年末年始を除く) ※1月の第4月曜日から金曜日は冬季整備につき休園します
【 料金】
入園無料
一般フリーパス/2,500円(3才以上)
親子フリーパス/4,000円(3才~15才までのお子様1名+16才以上の付添の方1名の計2名分)
回数券/1,000円(100円券×11枚)、単券/100円(100円券)