洗剤メーカーの株式会社ハッシュが手がけたブランドブック『暮らしの句読点』は、ただの読み物ではありません。忙しい毎日の中で、ひと息つく時間を考えるヒントをもたらしてくれる一冊です。
エッセイとイラストに加え、後半では実用的な洗濯の豆知識も掲載。気づけば肩の力がふっと抜けている。そんな、日常の中にやわらかな余白を差し込んでくれる本をご紹介します。
日々の出来事と衣類の関わりを綴った本

株式会社ハッシュは、エッセイとイラスト、洗濯に関する豆知識をまとめたブランドブック『暮らしの句読点』を、2025年11月8日に刊行しました。
「忙しい毎日の中に、そっとひと息つく時間を」というテーマのもと制作されたこの本は、エッセイスト・坪井一雄氏の文章と、イラストレーター・坂本奈緒氏の挿絵で、日々の小さな出来事と衣類との関わりが優しく綴られています。
また、洗濯に関する豆知識を紹介するコラムや、株式会社ハッシュ代表・浅川ふみ氏のインタビューも収録。洗濯という家事を通してライフスタイルを見つめ直すきっかけとなる一冊です。
書籍概要
書名:『暮らしの句読点』
著者:エッセイ(坪井一雄)/イラスト(坂本奈緒)/洗濯コラム(ハッシュ)
価格:1,000円
発行日:2025年11月8日
発行所:株式会社玄文社
株式会社ハッシュとは
東京都大田区にある洗剤メーカー。シミ抜き剤『スポッとる』や衣類用スプレー洗剤『ルーシーミスト』などを開発。「きれいをもっと楽しく」を理念に、環境に配慮した製品開発にも取り組んでいます。
「間」を味わう、小さなエッセイたち

『暮らしの句読点』には、6つの小さなエッセイが収録されています。
タイトルにある「句読点」とは、“、”や“。”など、文章の流れに「間」をつくる記号のこと。本の冒頭には、こんな一節が綴られています。
暮らしとは、ただ流れていくものではありません。ほんの些細な瞬間に「間」があり、そこで息をつくことができます。そして、その一息があるからこそ、新しい気持ちでまた歩み出せるのでしょう。
引用:暮らしの句読点より
日々の生活でふと気づく感情、あるいは何気なく目にとまる風景。それらが「間」となり、私たちの心にそっと余白を与えてくれます。
本書のエッセイには、そんな「間」を通じて衣類とのささやかな関わりや、わくわく感、安らぎ、不安といった感情が穏やかに綴られています。
エッセイの他に、「シャツをキレイに仕上げるコツ」や「油染みの対処法」といった、洗剤メーカーならではの洗濯豆知識を収録。面倒に思いがちな家事のひとつである洗濯も、ちょっとしたコツを知れば日々を彩る時間にも変わっていくでしょう。

白と青の美しい色合いでまとめられた本は、手に取るだけで心がほっとするような魅力があります。リビングなどすぐそばに置いて、ひと息いれたい時間にそっと開けば、きっと日常の句読点となってくれるはずです。
忙しい日々に、ふっと届く一冊
慌ただしい毎日の中、ページをめくれば、そこには日常を彩ってくれる言葉たちが並んでいます。
『暮らしの句読点』は、洗濯という日々の営みを通じて、自分の時間や感情と丁寧に向き合うきっかけをくれる本。忙しさの合間にふっと訪れる「間」に、そっと寄り添ってくれるような存在です。
今後、公式オンラインショップでの販売に加え、カフェやショップなどにも置かれる予定です。
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以前ご紹介した『スポッとる』のレビューも公開中。気になる方はぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください。





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