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【2500円】ドキドキ!はじめての漢検〜事前準備編〜申し込み方法や対策、持ち物の注意点まで

本記事でご紹介する情報は、2025年3月現在のものです。最新の情報については必ず公益財団法人日本漢字能力検定協会のWEBサイトでご確認ください。

我が家の小学2年生の次男は昨年から「いちまるとはじめよう!わくわく漢検」で漢字の勉強をしています(書籍についてはこちらの記事で詳しく紹介)。

「30日で完成」という謳い文句のとおり、12月から始めて年明けに9級の問題集を終えることができました。その勢いで1月からは8級の問題集で3年生の範囲を先取りすることに。

「せっかく勉強するなら漢字検定(以下、「漢検」)を受けてみよう!」となるのは自然な流れで、このたび、はじめての漢検受検をしてきました!

この記事では、申し込みから受検準備までの流れをお伝えします。

申し込みはWEBから。個人での受検形式は3種類

受検を決めたらまずは申し込み。確実に合格できそうな9級を受けるか、ひとつ上の8級に挑戦するかで迷いましたが、本人の意向で8級を選択しました。

漢検の受検方法には様々なバリエーションがあります。(ここでは学校などの団体を通じてではなく、個人で受検する方を対象にした方法をご紹介します。)

個人受検

個人受検は、年に3回、全国の会場で一斉に検定が行われる形式。検定試験と聞いていちばんイメージしやすいのはこちらですね。

申し込み・決済はWEBから簡単にできます。

漢検CBT

漢検CBTは、47都道府県に150か所以上あるテストセンターにて、コンピューターを使って受検する形式です。

検定日4日前まで申し込みができること、都合の良い日程を選べること(実施日程は会場による)、試験後10日で結果通知が発送されることなど、スピードと利便性が特長です。

2〜7級のみの実施で、基本的なパソコン操作ができることが条件となります。

漢検オンライン

漢検オンラインは、自宅で自分のタブレット端末を使って受検する形式です。場所を選ばず自宅で受験できるのは、赤ちゃんのいるご家庭などは助かりますね。

こちらも受検4日前まで申し込みができ、毎週日曜日(一部除く)、2〜10級の実施です。

いずれの方法でも、受験料(級による。10〜8級は2500円)、レベル、認定内容は同じなので、ご自身のライフスタイルに合った受検方法を選んでくださいね。

我が家は個人受検を選択したので、以下は個人受検の流れの体験談となります。

事前対策は、問題集+過去問集で万全

まずは、現段階で何点くらい取れるものなのか知りたくて「いちまるとはじめよう!わくわく漢検」の巻末に付いている「テストにチャレンジ」を解いてみました。

この部分は、本番と同じ問題形式・同じ時間配分で行うことのできる模擬テストになっています。

8級の合格ラインは150点満点中、およそ8割(120点)が目安。次男は126点でしたので、ひとまず合格点クリアです。「すごいよ〜!」「よく頑張ってるね〜!」と褒めまくってモチベーションアップ!

ただ、最初の頃に学習した漢字をいくつか忘れていたのと、40分の試験時間の配分に失敗して最後の数問が終わらず白紙解答だった点が気にかかりました。

そこで、時間配分や問題形式に慣れるためにもう少し練習を重ねたほうがいいかも...と考え、近所の書店で過去問集を購入。

「漢検 8級 実物大過去問 本番チャレンジ! 改訂版」 定価 990円(本体900円+税)

こちらの過去問集は、実物大の過去問5回分が収録されていて、しかもそれぞれ冊子から切り離して使うことができます。8級〜10級は問題用紙に直接解答を書き込んで提出するのですが、その形式も本番と同じ。

次男は本番までに5回分全てを解き切ることはできず、3回分のみ使いましたが、それでも不安要素であった「知識の総復習」と「時間配分のシミュレーション」に関しては十分すぎるほどの効果がありました。回を重ねるごとに点数が上がり、本番数日前には138点まで上がりました。

最後の1回分では「10分余らせて全部見直しできたよ〜!」と頼もしい発言も。と、思いきや「見直ししたらミスや書き忘れを3つも見つけちゃった〜。あっぶね〜、ラッキー!」って...やめてスリルを楽しまないで。

注意書きも本番の問題用紙そのまま。
実際の過去問は、出題形式に慣れるのに最適。

試験1週間ほど前に受検票が到着

過去問を解き進めるのと相前後して、受検票が郵送されてきました。

この受検票は当日持参するのでとても大事。ファイルに入れて保護者が保管しました。なお、受検票が届く前にメールでも受検案内が届き、WEB上のマイページから試験会場などの詳細を確認することができます

試験の準備と注意点

試験当日の持ち物もマイページや受検票に記載されています。基本的に試験中に机の上に出しておけるのは、受検票と筆記具のみなので、特別なものは必要ありません。

ただここで注意が必要なのは、筆記具、洋服、ティッシュやハンカチなど、漢字が入っているものはNGということ。

消しゴムなどは、あらかじめスリーブを外して持たせた方が良さそうです。ティッシュも中身だけを取り出して、無地のティッシュケースに入れて持たせました。

漢字表記のない筆記具を用意(写真はイメージ)。

ちなみに、我が家ではここでちょっとした珍事件が。

前日に「明日は漢字の付いてる持ち物やお洋服はダメなんだって。」と伝えると、その後次男がクローゼットの前で裏返しのシャツやズボンに囲まれて呆然と座り込んでいたのです。一体何事かと問うてみると、服の裏側の洗濯表示タグを指して「どうしよう、全部漢字がいっぱい書いてある。ぼく、明日着ていく服がないよ...!」と半泣きでパニック状態。

いや、タグはいいのよ、タグは...。

あとは本番、がんばるぞ!

漢検受検までの流れはこちらに分かりやすい記載がありましたのでぜひご覧ください。本記事では、子どもの取り組み方や事前準備なども含め、具体的なイメージをお伝えするよう試みました。受検を検討されている方のご参考になれば幸いです。

さて、あとは本番で実力を出し切るのみ!受検当日編に続きます。

2025年度 日本漢字能力検定(個人受検)検定日程

第1回 2025年6月15日(日)  申込締切 5月10日(土)

第2回 2025年10月19日(日)  申込締切 9月13日(土) 

第3回 2026年2月15日(日)  申込締切 1月10日(土)

検定料・検定時間・受検会場などについて詳しくは、公式WEBサイトでご確認ください。

https://www.kanken.or.jp/kanken/personal/schedule.html

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大葉ゆず

40代、男児2名の母。某地方政令指定都市で、週6ワンオペ育児に奮闘中! 東京出身者からみた地方子育ての魅力とリアルを伝えていきます。 アイコン画像 : https://www.iconpon.com/

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