処暑を過ぎても、まだまだ暑い日が続く近年ですが、翌年の手帳が続々と発売され、手帳沼の住人の恒例行事である『手帳会議』が、だんだんと落ち着いてくるのも今頃です。
前回、『手帳会議』の(筆者なりの)行程をご紹介しましたが、筆者自身がそこで立ち止まってしまいました。
そこで、購入へとより具体的に進むため、『続・手帳会議』を開催したのでご紹介します。翌年の手帳をまだ決めかねている人の参考になれば幸いです。
「気になる手帳」から「具体的な候補」へ

『手帳会議』の序盤で、気になる手帳をピックアップする作業をしますが、そこから検討を重ね「使いたい候補」に絞り込みます。
候補となった手帳を「何に、どんな風に使うか」を併せて書き出すと、グッと現実的なイメージが湧いてきます。
絞りきれない場合は、ひとまず気になる手帳すべてに対して書き出してみるのもおすすめ。イメージするだけならタダですからね。
また、使いたいカバーやペンなどについても一緒に考えると、形から入る人はワクワクしていいかもしれません。
フォーマットごとに何に使うか考えてみる

さらに、フォーマットごとに、何に使うかを具体的に書き出してみましょう。
- バーチカルで時間割を組んでみようかな。
- ガントチャートに運勢の流れを書き込んでみようかな。
- 1日1ページの広いスペースで思考整理かな。
などなど。
このように、実際に使っている場面を想像できると、「楽しめそうか」「続けられそうか」など、自身の懸念している点に対する答えが少しずつ見えてきます。
手帳を使った先に求めているものが見えてくる

具体的に「どの手帳の、どのフォーマットに、どの役割を任せるか」の検討を経て、改めて「手帳に求めること」を書き出すと、また違ったものが見えてきます。
『手帳会議』の最初に、手帳でやりたいことをリストアップする作業があります。筆者の場合、手帳に「脳みその中身の預け先」や「翌年へ申し送り資料」の役割を担ってほしいと考えていることがわかりました。
そこから具体的な使い方をイメージしたことで、その役割を持たせた手帳を使い《自分自身がどうありたいかを明確にすること》を求めていることに気がつきました。
頭の中の散らばったものを書き出して整理し、情報としてインプットし直すことで自分の理想をより明確に捉えることができます。
迷いつつも思い切りよく1冊買ってみるのも手!

慎重派の方や優柔不断を自覚している方は、えいやー! と、1冊買ってしまうのも手だと考えます。
悩んでも悩んでも、候補から外れない手帳があるなら、直感がそれを選んでいるのではないかと思うのですよ。
筆者にとっては画像の「EDiT 1日1ページ A5」が正にそれで。だからもう「2026年はキミと過ごす! 決めた!」と、腹を括ってしまいました。
もちろん『手帳会議』を重ねてじっくり考えて決めるのも素敵なことですが「使いこなすぞ!」 の勢いを持って進むのも、ときにはいいのかもしれません。
手帳発売のビッグウェーブが来ているタイミングですが、年明けまではまだ時間があります。
今からでもまだ間に合うので、自分を変えたいな、内面を見つめてみたいな、という方は『手帳会議』を開催してみてください。
ちょうどよく、心地よく楽しめる手帳との出会いがありますように。